【韓フルタイム】韓国で大地震が起きたら?「そういえば考えたことなかったかも…」
韓国が地震に対してあまり関心を向けてこなかった原因は、日本よりも遥かに地震の発生回数が少ないことによるが、では、実際に韓国で地震が起こっていないのかといったらノー。となると、仮にハイチ並みの大地震が起こった場合、果たして韓国はどうなってしまうのだろうか。今回はおせっかいながらも隣の国、韓国の地震対策状況について心配してみようと思う。
地震発生率は、マグニチュード4.0程度の地震が1年に1回ほどで、5.0が5~6年に1回ほど。だが、いくら朝鮮半島がユーラシアプレート内部に位置し比較的安全だからといっても、中国河北省に位置する唐山(とうざん)で発生した唐山地震(1976年にマグニチュード7.8の直下型地震が発生)などの例がある限り、韓国で6以上の大地震が突然起きてもおかしくないのである。
しかし、今のところ、地震発生時の対策は非常に遅れていると言える。例えば、地震が発生した時には国民へいち早く情報を流し、避難するなどの対策をとらなければならないが、現在、緊急地震速報が流れる時間は平均で4.4分。マグニチュード3.5以上なら2分以内、2.0以上なら5分以内だという。
また、昨年ソウル市内に建てられた建造物62万8325棟のうち、耐震設計が確認されたのは9.85%の6万1919棟。つまり、90%近くの建造物が耐震不足なのである。
このような韓国の地震技術産業の遅れは、3年間1度も地震関連の特許申請や登録がされていないという現状からも明らかだ。近年、さすがにこの状態に危惧を抱いたのだろうか、気象庁は緊急地震速報を2015年までに50秒以内、2020年までに10秒以内の発令を目指し開発が行われているという。しかし、建築物に対する具体的対策は今のところないようだ。