08年バロンドールを受賞するなど、世界で最も注目されるサッカー選手となったマンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表MFクリスティーノ・ロナウド(23)だが、15歳の時に選手生命の危機に瀕していたことが判明した。英紙“Sun”のインタビューに応じたロナウドの母ドロレスさんが明らかにしたもの。

「クリスティアーノは、スポルティング・リスボンから将来を約束された少年だった。しかし、クラブのメディカルスタッフが、通常時のクリスティアーノの心臓が、速く動きすぎていることを発見したの。私はリスボンに呼ばれ、入院手続きのために何枚もの書類にサインするように、と言われたわ」とコメント。

ドロレスさんは続けて「様々な精密検査を行った結果、手術が必要との結論に至った。レーザーを用いた手術はすぐに終わり、その日の午後にはクリスティアーノも病院を後にしていた。心臓の問題を知らされた時には、もうプレーできないんじゃないかとの不安に駆られていたわ。幸運なことに全てが良い方向に進み、数日後に息子はチーム練習に合流できるようになったけれど」と明かした。