F1フェラーリのブラジル人ドライバー、フェリペ・マッサが、マンチェスター・シティからの1億2000万ユーロ(約144億円)の獲得オファーを拒否し、ACミラン残留を決めたブラジル代表MFカカ(26)について語った。

 3月29日から開始される09シーズン開幕戦オーストラリアGPに向けて、イタリアのムジェロ・サーキットでフェラーリの新車F60をテスト中のマッサは「自分は彼の親友の1人だ。移籍問題の前後で彼とは連絡を取ったが、彼が正しい決断を下して嬉しいよ。自分も同じような立場に立たされたことが何度かある。F1とサッカーは全く異なるスポーツだが、類似している点もあるんだ。ACミランは、サッカー界のフェラーリのような存在だ。たとえ高額のサラリーを受け取れることになっても、他チームへの移籍はリスクを伴う。カカはACミランの中心選手であり、ミラノで幸せをつかんでいる。ACミランのサラリーでも十分なはずだよ」と自らの見解を明かした。