――部屋のインテリアなど、落ち着く環境の好みはありますか?

倉木:結構、木造りと言うか、木材をベースにしたものが好きで。ナチュラルな、温かみのあるお部屋が好きですね。

――以前から環境問題についても関心をもって行動されていますが、自分が音楽活動を続けていくことによって、世の中に対して少しでも何かが変わっていけばいいなと思うことはありますか?

倉木:自分自身ももっと、まだまだ足りない部分がたくさんあると思うんですけど。今すごく色んな物がたくさん溢れていて、自分のできる範囲の中で、例えばビニールとかを使わないようにエコバッグを持ち歩いてみたり、缶とかが落ちていたりすると拾って、ちゃんとゴミ箱に捨てたり、広告の裏とかをメモ用紙に使ったり。その意識や心掛けで変わってくると思うので、考えてやっていかなきゃいけないなと思っていますね。

――自分だけがやればいいというのではなく、それを伝えられる立場にいることをちゃんと自覚されてるんだなって。

倉木:そうですね。意識させられる部分も結構ありますよね。色んな人と出会う中で「こういうことって大切なんだな」とか感じることが、その時々であると思うので。それを見逃さずに、大事にしていきたいなというのもあって。それは自分の音楽を伝えるという仕事に就いている中で、自分も音楽によって支えられたり励まされたりしたので。こういう立場にいるので自分がしっかりして、色んな人たちの背中を押してあげられるようなアーティストになっていきたいなと思いますね。

――今年1月にアルバム「ONE LIFE」をリリースした後、今作で3枚目のシングルとなるので、また次の作品が楽しみですが、こんな内容にしたいなど言える範囲で教えてもらえますか?

倉木:今回は歌詞の世界観だったり音楽性も、より今までと違った、もっともっと内情にあるようなリアルなものを伝えていきたいと思っていて。是非みんな期待して待っていてもらえたらなと思います(笑)。

――12月8日で10周年に突入しますが、2009年はどんな年にしたいですか?

倉木:来年は、本当にそこからがスタートなので、まだまだ駆け抜けて、一つ一つアクティブにやっていきたいと思っていますね。

――個人的にやってみたいことは?

倉木:もし時間があるなら、海外の色んな国に行ってみて、そこの本場のライブとか音楽に触れてみたいなと思っています。

――10周年も楽しみにしています。ありがとうございました。

倉木:ありがとうございます。…話してみて、すごく不思議な人でしたか?(笑)。

――今って、別にテレビの音楽番組とかに出なくても、例えばインターネットのブログとかで自分の意見を発信できる世の中だと思っているので、テレビの世界が全てではないと個人的には思っているんですけど、そうではない人達もまだたくさんいるので。

倉木:みんなもそう思っているんじゃないかな?っていう所ですよね(笑)。今、livedoorでブログを書かせて頂いているので、是非もっともっと活用していきたいと思っています!

第1回「自分自身にもっと触れてほしい」(2008年11月19日)
第2回「100%満足したことは、今まで一度も無い」(2008年11月26日)
第3回「色んな人たちの背中を押してあげられるようなアーティストに」(2008年12月03日)

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