今週2月1日に後半戦開始を迎えるブンデスリーガ。前半戦は開幕から首位を守り続けたバイエルンだが、2位のブレーメンには勝ち点で並ばれている。バイエルンには昨年11月末、副主将格であるフランス代表DFウィリー・サニョールが移籍を志願してチーム内が騒然となる“事件”があった。サニョールは、ケガから復帰しながら試合に出られないことに不満を抱いていた模様だ。しかし年明けにはヒッツフェルト監督と話し合った末、「納得がいった。監督が僕を使わなかったのは、僕のプレースタイルのせいではなく、僕のコンディションのせいだとわかった。もう問題はない」(レキップ紙)と語っていた。

 そのサニョールの現在のコンディションについて、27日付のレキップ紙にヒッツフェルト監督の談話が掲載された。監督は前日のTSVミュンヘンとの練習試合に45分出場したサニョールを見て、「いい印象をもっている。ウィリーはまだ彼の身体能力の100%には戻っていないが、大きな前進を遂げた。遅れはほぼ取り戻したようだ」と満足なようすで語ったという。