このほど、バルセロナがセルタGKホセ・マヌエル・ピントを獲得した。現在32歳のピントは経験も豊富で、広い守備範囲を誇る。ひとまずは期限付きで、6月に完全移籍へ移行するかどうか再検討する契約だ。バルセロナでは、正GKビクトール・バルデスの控えとして、ベンチ入りすることになる。

 というのも、昨年12月29日に行われたカタルーニャ選抜対バスク選抜の試合で、第2GKアルベルト・ジョルゲラがヒザのじん帯を断裂する大ケガを負ってしまったため、バルセロナは控えGKの獲得を急務としていた。

 当初はヘタフェのオスカル・ウリスタやビジャレアルのディエゴ・ロペスらの名前も挙がったが、ピントに白羽の矢が立ったというわけだ。

 ジョルゲラの回復次第では6月までで契約満了となる可能性は大いになるが、ピントにとってもバルセロナで存在を印象付けるチャンスとなる。新天地での活躍が期待されている。