バルセロナ対レアル・マドリーの“クラシコ”は、ファンのみならず、世界中が注目する一戦だが、今夏、レアル・マドリーに移籍したオランダ代表MFウェズレイ・スナイデルも初めての“クラシコ”を心待ちにしている一人だ。

「バルセロナ戦でプレーしたくてたまらないね。いつもテレビで見ていた試合だ。とても大事な日だし、その日が来るのが待ち遠しいよ。とてもいい試合になると思う。でも、今大事なのは、その前のスペイン国王杯、アリカンテ戦だよ」。

　初クラシコへの期待を膨らませるスナイデル。15日のバレンシア戦で負傷し、左足大腿二頭筋の損傷で4〜5週間の戦線離脱、“クラシコ”への欠場が決まったバルセロナのレオ・メッシについても、「メッシは素晴らしい選手。ヨーロッパ、世界でも最高の選手のひとりだ。彼が出場できないのは残念だね。彼のポジションにはジオバニ（ドス・サントス）が入るんじゃないかな。もっとも、それは僕が決めることじゃなく、バルセロナの監督が決めることだけれどね」とコメント。

　16日のオサスナ戦では1得点1アシストとチームを勝利に導く活躍を見せたスナイデル。シュスター監督は、バルセロナ戦で誰がプレーするか決まったわけではないとコメントしているが、スナイデルの起用の可能性は高い。これまでテレビで見ていた大舞台に自分が立ち、プレーする。スナイデルの期待も高まっているようだ。

(スペイン通信)