1986年から1989年の3シーズン、バルセロナでプレーした元イングランド代表FWのガリー・リネカー氏が、“バルサは“常に問題のあるクラブ”と古巣を評した。

「バルサは常に問題のあるクラブで、自分が在籍していた時から問題はあった」。

　と語ったリネカー氏だが、同時にエールも送っている。「シーズンは長丁場。選手たちのリアクションを信頼している。チームは厳しい時を送っているが、最高のパフォーマンスを見せるための一流の選手が揃っている」。

　また、今シーズンのリーガタイトル争いについては、バルセロナやレアル・マドリーが本命であるとしながらも、アトレティコ・マドリーのように他にもタイトルを狙えるクラブもあると語り、非常に面白いリーガになることは間違いないと予想。

　来週末に行われるバルセロナ対レアル・マドリーの“クラシコ”についても「素晴らしい試合になるだろう」としたリネカー氏は、「ダービーではホームのチームが有利。でも、レアル・マドリーは手強いし、スペクタクル溢れるいい試合になることは間違いないね」と期待を込めた。

　一流の選手が多く所属するクラブには何かしら問題があるもの。しかし、リネカー氏が指摘するようにバルセロナにはタイトルを獲得するのに十分な力が揃っている。今後のリアクションに期待したい。

(スペイン通信)