今年6月にこの3年間で3度目の膝の手術を行い、現在はリハビリ中のバルセロナのブラジル人MFジョゼ・エジミウソンは、ある決意を胸にリハビリに励んでいる。“メンバーと同じフィジカルレベルにないのであれば、チームを退団する”覚悟であることを明らかにしている。

「痛みを感じずプレーに復帰したい。昨年は100%のコンディションでプレーできなかったし、僕のプレーのすべてを見せることもできなかった。でも今はかなり良くなっているよ」。

 エジミウソンの言葉からリハビリも順調に進んでいることがうかがえるが、「復帰の期日は決めたくない。痛みを感じずにプレーすること、オリンピック・リヨンでプレーしていた時と同じプレーをすることだけを考えている」とコメント。あえて復帰期日を設けず、100%の状態に戻すことが目標であるとキッパリ。

 今夏、ミランへの移籍が間近だったと認めていたエジミウソン。バルサとの契約も今シーズンいっぱいで終了する。しかし、今は契約のことよりも膝を完璧に治すことが最優先であり、将来についてはシーズン終了後に話すとも。

 エジミウソンは、並々ならぬ決意を胸に毎日リハビリに汗を流している。リハビリに焦りは禁物だ。とにかく、完璧な状態になってチームに戻って来て欲しいものだ。

(スペイン通信)