13日にユーロ予選、グルジア戦を控えているイタリア代表だが、この試合でブッフォンがキャプテンマークをつけて出場することがほぼ確実となった。イタリア代表は、その試合におけるスタメン出場選手の中で、代表キャップが最も多い選手がキャプテンマークを巻くことが慣例となっているためだ。年齢とは関係なく、誰よりも国際試合を経験している選手がキャプテン、という判断なのである。

 マルディーニが代表を辞してからはカンナバーロがその重責を担ってきたが、今回は選出されず、ブッフォンに役割が巡ってきたわけだ。ブッフォンが積み重ねたキャップ数は現在78。十分すぎるほどのキャリアを誇っている。

 イタリア代表デビューは1997年10月29日のロシア戦。およそ10年間に渡ってゴールマウスに君臨してきたが、キーパーはフィールドプレーヤーより選手寿命は長い。精進すれば、ゾフのように40歳までプレーすることも可能だ。まだまだブッフォンの時代は続く。