【テニス】錦織圭が世界8位に食らいつくもジャパンOP初戦敗退 試合後は“涙” 勝者ティアフォーはねぎらいを込めてハグ 現役最後の大会でファンに勇姿届ける
◇木下グループジャパンオープンテニスチャンピオンシップス(9/30~10/6、東京・有明)
今季限りで引退を表明している錦織圭選手がジャパンオープンの1回戦に登場。現役最後の大会で、フランシス・ティアフォー選手(アメリカ)に0-2(4-6、4-6)で敗れ、初戦敗退となりました。
相手は世界ランク8位の難敵。今年の全米オープンでベスト4入りしました。両者は過去一度対戦。錦織選手の1勝で、8年ぶりの対戦です。
第1セット、最初のセーブゲームをいきなり落としますが、第4ゲームでは相手のセカンドサーブをバックハンドでストレートに打ち抜き、見事なリターンエース。さらにラリーからドロップショット、ボレーと決めて、ブレークバックに成功します。
続く第5ゲームは2本のサービスエースを奪取。さらに第6ゲームにはフォアハンドでストレートへのダウンザラインでポイントを奪取するなど、好ショットのたびに会場から大きな拍手が起こりました。それでも第7ゲームで再びブレークを許すと、第1セットを4-6で落としました。
第2セットも序盤にサーブゲームを落として、リードされる展開。それでも相手の強烈なショットにも食らいつき、好機をうかがいます。第7、9ゲームのサーブゲームは圧巻のキープでよせつけませんでした。
ゲームカウント4-5で迎えた第10ゲームは、錦織選手がポイントを奪うと、会場は大歓声。このゲームを落とせば敗退となる中、声援が後押しします。しかし、最後はロングラリーから相手に得点を与え、決着となりました。
連日の雨から一転、この日は晴天に恵まれて行われました。試合後には、勝ったティアフォー選手がベンチに座る錦織選手のもとへ向かい、ハグをする様子もありました。
錦織選手は過去に四大大会の全米オープンで、2014年に自己最高の準優勝を果たすと、2015年には自己最高の世界ランク4位にも上り詰めました。
5月に今シーズン限りでの引退を発表。今大会が現役最後の大会でした。これまでジャパンオープンでは2012年と2014年に優勝。2年ぶり12度目の出場でした。