両国国技館

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 日本相撲協会は1日、東京・両国国技館で理事会を開いた。相撲規則の勝負規定第9条「頭髪が砂についた時は負けである。しかし、相手を倒しながら、瞬時早く髪がついたら負けにならない」に関して「しかし、相手を倒しながら、瞬時早く髪がついたら負けにならない」の補足部分を削除することが決まった。

 同補足は、大日本相撲協会が初めて規定を制定した1955年版から継続されていた。審判部から「分かりにくい」と要求があり、理事会で認められた。

 藤島広報部長(元大関武双山)は「勝負で相手を倒しながらまげが先についた場合は負けとならないとあるが、仕掛けているというのが曖昧。片方が完全に受け身で片方が投げているのであれば分かりやすいが、投げの打ち合いとの区別が曖昧。髷も体の一部と統一しようということです」と説明した。

 過去の事例でも、まげが先について負けになった勝負がある。そもそもまげが先について勝った例が見当たらない。

 協会の資料によると、1953年秋場所12日目の大関栃錦-横綱鏡里戦では、栃錦のまげがついて負けた。決まり手は上手投げ。

 1980年秋場所7日目の大関貴ノ花-高見山戦では、貴ノ花のまげがついて負けた。決まり手は小手投げ。

 1981年春場所12日目の関脇隆の里-小結巨砲戦では、大砲のまげがついており、もの言いの末に隆の里の勝ち。決まり手は首投げだった。

 幕下では、1987年8日目に工藤が一本背負いを五大州に決めたが、もの言いがつき工藤のまげが先についており、行司差し違いで五大州の勝ちとなった。決まり手は送り倒し。