都民の日の1日、東京都庁にて「令和8年度東京都名誉都民顕彰式」が行われ、タレントのタモリさん、児童文学作家の角野栄子さん、東京ガス名誉顧問の鳥原光憲さんの3人が出席した。

【映像】タモリさんに「ヤジ」が飛んだ瞬間(実際の様子)

 式典は国歌斉唱から始まり、小池百合子都知事から角野さん、タモリさん、鳥原さんの順に名誉都民称号記や記念品の目録、メダルが贈呈された。小池都知事は式辞の中で、タモリさんについて「音楽、芸能、歴史など幅広い分野への奥深い知識と独自の視点、話芸で存在感を発揮し、既存のジャンルに収まらない活躍を続けてこられました」とその多大な功績を称えた。

 続いて行われた受賞者の挨拶で、タモリさんはマイクの前に立つと「都庁に入るのは初めてでして。東口の方で長年勤めておりまして、32年ばかりやっておりました」と、新宿東口のスタジオアルタに通い続けた日々を引き合いに出して挨拶。会場からすかさず「サラリーマン!」とヤジが飛ぶと、「あー、そうです、そうです」と受け止め、早くも会場の笑いを誘った。

 芸能界に入ってちょうど50年目を迎えたというタモリさんだが、「最初の方は非難轟々でした。まず『サングラスをかけてテレビに出るとは不届きな』と。それからブリーフ一枚でイグアナのモノマネをやっておりました。これが『気持ち悪い』といって、私もVTRを見てたしかに気持ち悪いと思ったんですけど」と下積み時代をユーモアたっぷりに回顧。「6~7年くらい前から、ようやくぼつぼつ褒められるようになってきまして」と語った。

 今回の受賞にあたっては、「調べてみると、今回も含めて大変な方々が受賞なさっているので、一旦は辞退しようと思ったわけですけども、せっかく褒めていただくんだからお受けしようということで、今日ここに来まして」と明かした。さらに、先ほどのメダル授与の際に都庁側が首にかけるのに手間取ったハプニングを見逃さず、「これ(メダル)をかけていただく時に、すごい手間がかかって、途中でやめられるんじゃないかと思って」といじり、会場は大きな笑いに包まれた。

 最後は「今日は35日ぶりの快晴のいい日になりまして、本当にありがとうございました」と、タモリさんらしいお天気ネタでスピーチを締めくくった。

(ABEMA NEWS)