男子バンタム級で52年ぶり決勝進出を決めた山口瑠(インスタグラム@jabf_officialより)

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◆愛知・名古屋アジア大会 第12日 ボクシング男子(30日、愛知・西尾市総合体育館)

 ボクシング男子のバンタム級(体重55キロ以下)準決勝が行われ、駒大4年の山口瑠が、モンゴル選手を5-0で下し、同階級では52年ぶりとなる決勝(10月2日)に進出した。キルギス選手、ヨルダン選手をいずれも5-0で撃破し、無失点で準決勝に進み、全戦パーフェクトの5-0勝利で金メダルに王手をかけた。

 バンタム級での日本勢の金メダルは1962年ジャカルタ大会の田辺清、74年テヘラン大会の石垣仁の2人。山口は石垣以来となる52年ぶりのアジア大会制覇にあと1勝に迫った。

 決勝では21年東京五輪フライ級(52キロ以下)銀メダルのカルロ・パアラム(フィリピン)と対戦する。

 大阪府出身の山口は世界ランキング2 位。25年世界選手権で5位入賞し、26 年アジア選手権では、日本男子43 年ぶりの金メダル獲得の快挙を達成した。若手世代を代表する有望株で、近年急速に力を伸ばしている日本ボクシング界期待の新星だ。

 男子ウエルター級(70キロ以下)準決勝では日本男子初の2連覇を狙った岡澤セオン(30)がヨルダン選手に0-3で敗れ快挙ならず。ボクシングは3位決定戦がないため、岡澤は銅メダルとなった。

◆ボクシング日本男子のアジア大会 歴代金メダル ※体重区分は当時

▶1954年マニラ

 藤本 数馬(66.68キロ以下、ウェルター級)

▶1958年東京 

 牧 昭男(50.80キロ以下、フライ級)

 池山 伊佐巳(57.15キロ以下、フェザー級)

 川上 林成(64キロ以下、ライトウェルター級)

 高橋 脩(69.853キロ以下、ライトミドル級)

 中山 修一(79.38キロ以下、ライトヘビー級) 

 西尾 俊三(90.72キロ以下、ヘビー級)

▶1962年ジャカルタ

 田辺 清(54キロ以下、バンタム級)

▶1966年バンコク 

 佐藤 誠一(72.57キロ以下、ミドル級)

▶1974年テヘラン

 石垣 仁(54キロ以下、バンタム級)

▶1978年バンコク

 石井 幸喜(51キロ以下、フライ級)

▶1994年広島

 八重樫 剛(60キロ以下、ライト級)

▶2023年杭州

 岡澤セオン(71キロ以下、ライトミドル級)