深夜1時過ぎに試合終了→午前8時半にまた試合…バドミントンの荒唐無稽な運営に海外選手の不満止まらず! 男子選手は「全く理解できない」と怒り【アジア大会】

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日本の宮崎との激闘を制したインドの名手プサルラ(C)Getty Images

 タイトすぎるスケジュールに疲弊した選手たちからも不満の声が上がった。

 物議を醸しているのは、9月26日に行われた愛知・名古屋アジア大会のバドミントンの“強行スケジュール”だ。1日2試合で実施されたこの日は、各コートでの試合が延び続け、必然的に後ろに控える試合の開始時刻が遅延。空いた別のコートに詰まった試合がスライドされる対応もなかったため、競技全体の終了時刻が深夜2時を回る異常事態を招いた。

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 翌27日も午前9時半から男女ともにシングルス戦が行われた。勝ち残った選手たちが、相当な疲弊を抱えたまま、戦いを強いられたのは想像に難くない。

「私は18時間で3試合もやった」

 自身のXに心境を綴ったのは、シンドゥ・プサルラ(インド)だ。日本の宮崎友花と27日の午前0時8分に始まった女子シングルス3回戦を戦った彼女は、宿舎に戻ってから数時間で会場入り。満足のリカバリーができていない中で迎えた準々決勝で陳雨菲(中国)に1-2で競り負けた。

 投稿において「チャンスはあった。だから、それを逃してしまったことが悔しくてたまらない」と自身の実力不足に目を向けたプルサラ。だが、彼女は荒唐無稽な日程に「午前3時にホテルに戻ってから、ほとんど寝付けずに午前8時半にはまたコートにいた。正直言って、身体にはかなりの負担になった」と苦言を呈している。

 また、男子代表で、世界ランキング6位の実力者であるプラノイ・ハシーナ・スニル(インド)は、インドバドミントン協会のYouTubeチャンネル内で、猛烈な運営批判を展開している。

「多くの選手にとって、これは非常に不公平だし、残酷だと感じるよ。誰もが良いアジア大会にしようと本気で目指している。しかも4年に一度しかないんだ。それなのにこんなことが起こるべきではない。いったい誰があんな日程を組んでいるのかは分からないし、全くもって理解ができない。選手たちは誰も何も事前には知らされていなかった」

 32年ぶりの日本開催となった今大会。しかし、開幕前から運営面でのトラブルが多発し、組織委員会には、世界各国のアスリートたちから怒りの矛先を向けられ続けている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]