eスポーツの「ぷよぷよ」で金メダルを獲得した栗原悠輝

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 「アジア大会・eスポーツ」(26日、愛知県国際展示場)

 ぷよぷよの決勝が行われ、日本選手団最年少の栗原悠輝(11)=東京ヴェルディ=が、カン・ドンシン(韓国)を10-2で下し、アジア大会史上最年少メダリストとなる優勝を果たした。

 家庭ゲームとして親しまれている「ぷよぷよ」。普通にゲームとして楽しむ場合なら2~3連鎖ぐらいのものだが、eスポーツの選手たちはレベルが違う。10連鎖以上は当たり前で、対戦相手のプレー画面も把握しながら、自分の戦術も変えていく。栗原も空間把握能力や判断能力が秀でているのか、最大19連鎖が可能で、大会前には「中盤戦っていう途中で相手にお邪魔ぷよを少ない連鎖で送る技術が、今おれの苦手なプレー」などと冷静に分析し、11歳とは思えない一面をのぞかせていた。

 ぷよぷよを始めたきっかけは、小学1年のクリスマスに「ぷよぷよテトリス2」を買ってもらったこと。「1番楽しかった。連鎖を打てたら楽しいし、1番自分にあうゲーム。好きなゲームだなと思った」とのめり込み、10歳だった昨年にプロ資格を取得。国際大会で優勝するなど、頭角を現した。意外にも丸1日画面と向き合う訳ではなく、「やらない日もある。1日1時間くらい」と明かした。

 eスポーツの“スポーツ化”について賛否両論はあるが、栗原は「より広く(捉えられる)感じがしてうれしい」とeスポーツの普及に喜びを感じている。大会前から最年少優勝記録が期待されていた中で、期待に応えるアジア制覇。「どんどん記録を更新していきたい」と意気込みを語っていたeスポーツの神童が、大好きなゲームを世に知らしめた。