ポルトガル代表のC・ロナウド photo/Getty Images

写真拡大

クリスティアーノ・ロナウドへの熱狂に包まれたリスボンで、ポルトガル代表はウェールズを1-0で下した。しかし、試合前の「ロナウドフィーバー」とは対照的に、英紙『Guardian』は「ジョアン・フェリックスのゴールでポルトガルはウェールズを破ったが、ロナウドフィーバーは盛り上がりに欠けた。」と題した記事で、41歳の大ベテランがピッチ上で見せたパフォーマンスについて厳しい論調で綴っている。

ロナウドにとっては、昨年10月以来となるリスボンでの代表戦。自身が10代で名を上げたジョゼ・アルヴァラーデ・スタジアムで先発すると、地元ファンから大きな声援を受けた。試合前にはポルトガルの公式ストアにCR7関連グッズが並ぶなど、街全体がロナウド一色だったという。新監督のジョルジェ・ジェズスも「クリスティアーノはポルトガルの象徴だ」とコメントしていた。

その一方で、ピッチ上では決定力を欠いた。『Guardian』は「前半だけで4度の決定機を逃した」と指摘。後半開始直後にはルベン・ネベスの絶好のクロスをボックス内で合わせながら、左すねに当てて枠外へ。さらにブルーノ・フェルナンデスのパスからネットを揺らしたものの、オフサイドで取り消されて67分にピッチを退いた。

英紙は、ロナウドがボールタッチ数に関しても「ボールタッチ数はたったの27回で、ポルトガルのフィールドプレーヤーの中で最少だった」とも言及。試合前には誰もがロナウドに熱狂し、スタジアムでは交代時にも大歓声が送られた。しかし、英紙が描いたのは、その熱狂とは裏腹にゴール前で何度もチャンスを逃した41歳の姿だった。