台湾・花蓮市のごみ収集車が「ドラえもん」の声でリサイクル呼び掛け-台湾メディア
2026年9月24日、台湾メディアの聯合新聞網は、台湾・花蓮市のごみ収集車が「ドラえもん」の声でリサイクルを呼びかけていると紹介した。
記事によると、花蓮市公所はこのほど、同作の台湾版でのび太とドラえもんの声優を務める林筱玲と陳美貞に依頼し、電池製品をごみ収集車に捨てないよう呼び掛ける音声などを収録し、ごみ収集車で放送する取り組みを行っている。わざわざ足を止めて聞き、笑みを浮かべる市民も少なくないという。
市公所によると、放送内容にはストーリー性があり、「楽圾通アプリ(台湾のごみ収集関連のアプリ)」編では、「のび太がごみ収集車に追いつけない」という物語設定で、ドラえもんが「楽圾通アプリ」を使えばスマートフォンからごみ収集車の現在位置や収集情報をリアルタイムで確認できるため、長時間待ったり、大量のごみを抱えてごみ収集車を追いかけたりする必要がなくなると説明する。
また、別のテーマでは、のび太が使い終わったモバイルバッテリーや古い電池をごみ袋に入れ、ごみ収集車に捨てようとすると、ドラえもんが慌てて止めに入り、リチウム電池やモバイルバッテリー、電池を使用する製品は、ごみ収集車で圧縮されると発煙や発火、さらには爆発につながる恐れがあるとして、正しく分別してリサイクルするよう呼び掛ける内容になっている。
花蓮市の魏嘉彦市長は「市民が耳を傾けてくれる方法に変えることで市民とコミュニケーションを図る」とし、ごみ収集車は毎日、街の隅々まで走るため、ごみを回収するだけでなく、市民に最も身近な広報手段でもある。そこで、趣向を変えて、さまざまな年齢層の市民におなじみのアニメの声を聞いてもらい、市政に関する情報を伝えていく」と話した。(翻訳・編集/岩田)

