ダイアナマリア

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 厩舎ゆかりの血統馬が初陣を迎える。27日の中山5R・2歳新馬(芝2000メートル)でデビューするダイアナマリア(牝2歳、美浦・久保田貴士厩舎、父モーリス)は、母に16年の宝塚記念などG1を2勝したマリアライトを持つ。母とその産駒すべてを管理する久保田調教師は「やっぱりマリアの子というのはひとつ思いがあります」と特別な感情を持って送り出す。

 7月に函館でゲート試験を合格後、8月末に美浦トレセンへ入厩。トレーナーは「(年が明けてのデビューが多い)きょうだいより順調にきています。がむしゃらすぎず、いい意味で少し力が抜けています」と好感触をつかむ。

 鞍上にはクリストフ・ルメール騎手を迎える。指揮官は美浦・Wコースでの1週前追い切りを見て自信を深めた。「併せたときの前に出ようという気持ちの強さを感じますね。これならルメールさんに頼んでもと思わせてくれました」。馬体重は410キロ前後と小柄だが、母譲りの勝負根性を持ち合わせている。最終追いは美浦・坂路で53秒8-12秒4と上々で、態勢は十分に整った。

 毎週の降雨で中山の馬場は荒れている。マリアライトは稍重でG1・2勝を挙げており、「お母さんも稍重とか得意で、その辺りは心配していないですね」と歓迎する。初子で6歳上の半兄オーソクレースは、21年の菊花賞2着などの戦績を残した。本馬には兄に次ぐ活躍に期待がかかる。「マリアのためにも頑張ってやってあげないとという思いはありますよ」とデビューVへ願いを込める。(三戸 達也)