フランスの高校でPSGやレアル・マドリードのサッカーユニフォームが禁止に 「生徒同士の衝突が起きた」
フランスの高校で、サッカーのクラブユニフォームをめぐるトラブルを受け、選手やクラブのユニフォームを着用して登校することが禁止された。パリから約1時間の場所にあるネモールのオノレ・ド・バルザック高校では、特定クラブへの応援をきっかけに生徒同士の衝突が起きたことから、校内でのスポーツチームのユニフォーム着用を禁止する措置を取ったようだ。
この規則はすでに校則に盛り込まれており、表現上は「スポーツチームのユニフォーム」と幅広く定められているものの、実際にはサッカーのクラブユニフォームが主な対象となっている。
フランス紙『20 Minutes』によると、この決定は夏休み前に承認されていたものの、当時は大きな注目を集めなかった。しかし、新学期が始まると規則が広く知られるようになり、話題となった。
学校側が対応に乗り出した背景には、応援するサッカークラブをめぐる生徒同士の口論が増加したことがあるという。ある教員は「校庭で衝突が起きていた」と説明している。
こうした状況を受け、教務担当者が教室からクラブユニフォームをなくすよう求め、その後、着用禁止が正式に校則へ盛り込まれた。
フランスの教育当局によれば、今回の措置の目的は「落ち着いた、学習に適した環境」を確保することにあるという。サッカーへの情熱が生徒間の対立につながったことから、学校側はユニフォームそのものを禁止することで問題の解消を図っている。

