スポニチ

写真拡大

 サッカーのJ1川崎フロンターレに所属する元日本代表FW小林悠(39)は23日、川崎市内で会見を開き、来年1月1日をもって現役を引退することを表明した。

 2010年の川崎F加入からクラブ一筋で17年目のベテランは、39歳の誕生日に背番号11と同じ午前11時に会見を設定。自らの口でユニホームを脱ぐ意向を明らかにした。

 抜け目ない動きでDFとの駆け引きを制してゴールを重ね、加入2年目の11年にはチーム最多の12得点を記録して主力に定着。ケガに苦しみながらも、存在感を高めてエースへと成長し、16年にはJ1で7試合連続ゴールを達成した。さらに主将になった17年には「ゴールを決めてチームを引っ張る」という決意とともに際立つ活躍を見せた。優勝を争った最終節の大宮戦で自身初のハットトリックを達成し「シルバーコレクター」と呼ばれたチームで悲願のJ1初優勝に大きく貢献。自身初のシーズン全34試合出場で23得点を挙げて得点王に輝き、MVPにも選出された。

 ◇小林 悠(こばやし・ゆう)1987年(昭62)9月23日生まれ、東京都町田市出身の39歳。小学1年時から町田JFCでサッカーを始める。麻布大渕野辺高では2、3年時に全国高校選手権に出場。拓大3年時の2008年にJ2水戸の特別指定選手として5試合に出場して無得点。10年に川崎Fに加入して2年目に主力に定着して12得点を挙げ、主将となった17年には得点王(23得点)に輝く活躍でJ1初優勝を支えてMVPにも選ばれた。J1では25年まで15季連続得点を記録し、通算405試合で144得点は歴代7位。途中出場から挙げた29得点は25年4月に「J1リーグにおける途中出場選手の最多得点数」のギネス世界記録に認定されている。14年には日本代表デビューを果たして国際Aマッチ14試合2得点。1メートル77、74キロ。利き足は右。