「なんで使ってもらえないのか」と監督に詰め寄る 日本代表初招集の松木玖生が“不遇の半年”を回想「練習で一番いいのに…」
だが、昨年11月にスティルが解任され、後任のトンダ・エッカート監督が就任すると、出番が激増し、チームの躍進に貢献。今季も安定したパフォーマンスを見せ、それが日本代表初招集に繋がった。
「けっこう辛い時期だったんで、だからといって練習中に手を抜くとかはせずに、自分の他に二人ぐらいメンバー外の選手がいたんですけど、その選手たちとコミュニケーションをとって、ここで落ちたら俺たちは何ともできないなみたいな感じの雰囲気にもなってました。実際、その選手のひとりもいまサウサンプトンで試合に出てたりするので。(乗り越えられたのは)そういったメンタリティがあったからだと思います」
出番は与えられないことに、同僚たちも疑問を感じていて、松木自身も監督に起用されない理由を聞きに行ったという。
「チームメイトのみんなに、『練習ですごくいいのになんで使われてないんだ』というのをずっと言われてましたし、自分自身も『練習で一番いいのになんで使ってもらえないの?』と前の監督に言いました。そういったことが自分の支えにもなりましたね。」
厳しい時期を乗り越えて逞しくなった23歳が、ついに日本代表でデビューを飾る。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
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