バングラデシュとの試合前に北朝鮮の国歌が流れた際の韓国ホッケー選手たちの様子=AP

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 愛知・名古屋アジア大会の運営を巡り、各国から不満が噴出している。

 国歌の取り違えや送迎バスが配車されないなどのトラブルが相次ぎ、海外メディアからは厳しい指摘が出ている。

 「国歌が誤って演奏されることは決してあってはならない」。18日のホッケー男子の韓国戦で誤って北朝鮮の国歌が流れたミスを巡り、大韓体育会(韓国オリンピック委員会)の柳承敏(ユスンミン)会長は19日に出したコメントで憤りをあらわにした。大会組織委員会によると、現場担当者が音源を誤ったことが原因で、組織委は韓国側に正式に謝罪した。

 大会運営を巡っては、トラブルが多発している。組織委などによると、バスケットボール男子決勝が行われた20日、送迎バスが配車されず、韓国は午前中の練習を取りやめた。20日の近代五種男子団体の表彰式では、金メダルの韓国を紹介する際、英語で「リパブリック・オブ・チャイナ」と伝えた直後、「コリア」と言い直しており、「未熟な大会運営だ」(韓国のニュース専門テレビYTN)との批判が相次ぐ。

 インドの主要紙タイムズ・オブ・インディアは、「(選手らが)主催者指定の宿泊施設を確保できなかった」と報道。中国国営新華社通信も、バスの配車ミスで「選手が空港で数時間足止めされた」と伝えた。

 組織委の大参孝彰・事務局次長は22日、「一部で多大なご迷惑をおかけしている」と述べた。一方、バスの配車は予約の締め切り時間後に要望が出されることも多く、「配車できない場合もある」と説明。宿泊場所を巡っては、事前に提出された宿泊リストのミスや追加要望への対応で時間を要した事案があったとし、「あらかじめ準備した配車や宿泊の計画は正常に機能している」と強調した。

 また、一部で食事への不満が出ていることについては、「組織委ではなく競技団体の提供だ」と反論した。