ゲーミングヘッドセット、アキバでの人気はRazerかHyperXか? - 古田雄介の家電トレンド通信
今回は、ゲーミングヘッドセットの売れ筋について、PCパーツとPC周辺機器の大型店・TSUKUMO eX.に取材しました。
軽量な完全ワイヤレスイヤホンや高性能マイクの選択肢が増えるなか、そちらを求めるゲーマーの人も増えていますが、ゲーミングヘッドセットの人気も根強くあります。同店でゲーミングデバイスを担当する赤塚裕介氏は「1万円弱のエントリーグレードがよく売れていますが、4万円を超える上位機を求める人も少なくありません。マイクの音質も重視されますね」といいます。

ゲーミングデバイスを担当する赤塚裕介氏。TSUKUMO eX.のゲーミングデバイス売り場(2階)と、Razerストア(地下1階)の2フロアでナビゲートしてもらった
INとOUTの音質に加え、ゲーム中に負担を感じにくい装着性も重視されるデバイスです。「ゲーミングヘッドセット選び 基本の3カ条」を踏まえて、直近の売れ筋トップ5を追いかけていきましょう。
<ゲーミングヘッドセット選び 基本の3カ条>
装着感は長時間の使用を想定してしっかり確かめたい。耳や頭部のフィット感や重量感の比較が大切。
音作りも違いが出やすいポイント。よくプレイするゲームや好みを基準に音の立体感や重低音の迫力などを聞き比べよう。
マイクはプレイ中のコミュニケーションの質に大きな影響を与える。マイク性能や設定の調整具合もしっかり確かめたい。
※本文と写真で掲載している価格は、2026年8月18日15:30時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見てください。
第1位・・・Razerヘッドセットの入門機「BlackShark V2 X」
一番人気に挙げられたのは、Razerの「BlackShark V2 X」でした。3.5mmオーディオジャックに接続する有線タイプで、重量は約240gとなります。取材時の価格は6,490円でした。
「Razerは、入門機的なモデルとハイエンドクラスの売れ行きが目立っています。こちらは入門機ですね。求めやすい価格ながら、細かな音の聞き分けがしやすいフラットな音づくりで、そのうえで装着感も良いと評判です。カラーも複数選べますしね」

Razer「BlackShark V2 X」
第2位・・・タフなつくりで長いこと愛用できる「Cloud III」
続く2位は、HyperXの有線モデル「Cloud III」です。接続口は3.5mmジャックとUSB Type-A/Cの3種類が選べ、本体重量は308gとなります。取材時の価格は12,419円でした。
「ねじれても簡単には壊れない高い耐久性が評判です。音質もフラットで上々。入門機よりちょっと上の位置づけで定番人気のあるシリーズですね」

HyperX「Cloud III」
第3位・・・Razerのハイエンド「BlackShark V3 Pro」
3位にランクインしたのは、Razerのハイエンドモデル「BlackShark V3 Pro」です。ハイブリッド型のアクティブノイズキャンセリングが使え、接続には有線(USB)と2.4GHzデジタル無線、Bluetoothが選べます。本体重量は367gで、取材時の価格は40,780円でした。
「ドライバーにバイオセルロースというオーディオ系のハイエンドモデルで使われている素材を使っていまして、音質の高さに提供があります。マイクも大型で、双方向でよい音。加えてワイヤレス接続が可能なので、席を外すときなども柔軟に動けるなど、多方向で優秀なモデルですね」

Razer「BlackShark V3 Pro」
第4位・・・2位の特徴が無線で得られる「Cloud III S Wireless」
4位には、HyperXの「Cloud III S Wireless」が入りました。2位の「Cloud III」の音質やタフさをそのままに、2.4GHzデジタル無線やBluetoothで接続できます。本体重量は340g。取材時の価格は22,980円でした。
「やはりワイヤレスだと、長時間プレイするときに取り外さずにちょっと画面から離れたりできるので、有線タイプに比べてお値段が多少上がってもニーズはありますね。基本性能自体は前作のCloud IIシリーズから定評がありますし、指名買いも多い製品です」

HyperX「Cloud III S Wireless」
第5位・・・高解像度の音質に定評がある「ROG Pelta」
5位は、ASUSの「ROG Pelta」です。PCパーツでも知られるゲーミングブランドに属するモデルで、USB有線接続と2.4GHzデジタル無線、Bluetooth接続に対応します。本体重量は309gで、取材時の価格は17,300円でした。
「チタンコーティングのドライバーを採用していまして、音の解像度が非常に高いと評判です。この価格帯としては音質もよく、接続も柔軟に切り替えられるのも良いですね」

ASUS「ROG Pelta」
はみ出し情報・・・ゲームでも完全ワイヤレスイヤホンがブーム
冒頭で触れたとおり、ゲーム用途でも軽量なイヤホンを選ぶ人が増えています。そのなかで、直近でもっとも売れている製品を教えてもらいました。ソニーの完全ワイヤレスイヤホン「INZONE Buds」で、取材時の価格は29,700円でした。
「装着性が高くて、バッテリーも長持ち(2.4GHzデジタル無線&ノイズキャンセリング有効で最大11時間連続再生)。音質もソニーだけに間違いないですしね。マイク機能もありますが、さすがに限界があるので、そこは別に用意して、というスタイルも人気があります」

ソニー「INZONE Buds」
単体のマイクで人気があるのは、HyperXの「QuadCast 2」とのこと。取材時の価格は21,780円でした。
「USB接続で簡単に使えて、音量調節も直感的なのが受けていますね。マイクを覆うLEDの光はオフだと消えるので、トラブルも防ぎやすい。そうした実用性の高さから安定した人気を得ています」

HyperX「QuadCast 2」

著者 : 古田雄介 ふるたゆうすけ フリーランスライター。『アキバPick UP!』(ITmedia PC USER/2004年~)や『売り場直送! トレンド便』(日経トレンディネット/2007~2019年)などのレポート記事を手がける。デジタルと生老病死のつながりにも詳しい。著書に『スマホの中身も「遺品」です』(中公新書ラクレ)、『ここが知りたい!デジタル遺品』(技術評論社)、『故人サイト』(社会評論社)など。 この著者の記事一覧はこちら
軽量な完全ワイヤレスイヤホンや高性能マイクの選択肢が増えるなか、そちらを求めるゲーマーの人も増えていますが、ゲーミングヘッドセットの人気も根強くあります。同店でゲーミングデバイスを担当する赤塚裕介氏は「1万円弱のエントリーグレードがよく売れていますが、4万円を超える上位機を求める人も少なくありません。マイクの音質も重視されますね」といいます。

INとOUTの音質に加え、ゲーム中に負担を感じにくい装着性も重視されるデバイスです。「ゲーミングヘッドセット選び 基本の3カ条」を踏まえて、直近の売れ筋トップ5を追いかけていきましょう。
<ゲーミングヘッドセット選び 基本の3カ条>
装着感は長時間の使用を想定してしっかり確かめたい。耳や頭部のフィット感や重量感の比較が大切。
音作りも違いが出やすいポイント。よくプレイするゲームや好みを基準に音の立体感や重低音の迫力などを聞き比べよう。
マイクはプレイ中のコミュニケーションの質に大きな影響を与える。マイク性能や設定の調整具合もしっかり確かめたい。
※本文と写真で掲載している価格は、2026年8月18日15:30時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見てください。
第1位・・・Razerヘッドセットの入門機「BlackShark V2 X」
一番人気に挙げられたのは、Razerの「BlackShark V2 X」でした。3.5mmオーディオジャックに接続する有線タイプで、重量は約240gとなります。取材時の価格は6,490円でした。
「Razerは、入門機的なモデルとハイエンドクラスの売れ行きが目立っています。こちらは入門機ですね。求めやすい価格ながら、細かな音の聞き分けがしやすいフラットな音づくりで、そのうえで装着感も良いと評判です。カラーも複数選べますしね」

第2位・・・タフなつくりで長いこと愛用できる「Cloud III」
続く2位は、HyperXの有線モデル「Cloud III」です。接続口は3.5mmジャックとUSB Type-A/Cの3種類が選べ、本体重量は308gとなります。取材時の価格は12,419円でした。
「ねじれても簡単には壊れない高い耐久性が評判です。音質もフラットで上々。入門機よりちょっと上の位置づけで定番人気のあるシリーズですね」

第3位・・・Razerのハイエンド「BlackShark V3 Pro」
3位にランクインしたのは、Razerのハイエンドモデル「BlackShark V3 Pro」です。ハイブリッド型のアクティブノイズキャンセリングが使え、接続には有線(USB)と2.4GHzデジタル無線、Bluetoothが選べます。本体重量は367gで、取材時の価格は40,780円でした。
「ドライバーにバイオセルロースというオーディオ系のハイエンドモデルで使われている素材を使っていまして、音質の高さに提供があります。マイクも大型で、双方向でよい音。加えてワイヤレス接続が可能なので、席を外すときなども柔軟に動けるなど、多方向で優秀なモデルですね」

第4位・・・2位の特徴が無線で得られる「Cloud III S Wireless」
4位には、HyperXの「Cloud III S Wireless」が入りました。2位の「Cloud III」の音質やタフさをそのままに、2.4GHzデジタル無線やBluetoothで接続できます。本体重量は340g。取材時の価格は22,980円でした。
「やはりワイヤレスだと、長時間プレイするときに取り外さずにちょっと画面から離れたりできるので、有線タイプに比べてお値段が多少上がってもニーズはありますね。基本性能自体は前作のCloud IIシリーズから定評がありますし、指名買いも多い製品です」

第5位・・・高解像度の音質に定評がある「ROG Pelta」
5位は、ASUSの「ROG Pelta」です。PCパーツでも知られるゲーミングブランドに属するモデルで、USB有線接続と2.4GHzデジタル無線、Bluetooth接続に対応します。本体重量は309gで、取材時の価格は17,300円でした。
「チタンコーティングのドライバーを採用していまして、音の解像度が非常に高いと評判です。この価格帯としては音質もよく、接続も柔軟に切り替えられるのも良いですね」

はみ出し情報・・・ゲームでも完全ワイヤレスイヤホンがブーム
冒頭で触れたとおり、ゲーム用途でも軽量なイヤホンを選ぶ人が増えています。そのなかで、直近でもっとも売れている製品を教えてもらいました。ソニーの完全ワイヤレスイヤホン「INZONE Buds」で、取材時の価格は29,700円でした。
「装着性が高くて、バッテリーも長持ち(2.4GHzデジタル無線&ノイズキャンセリング有効で最大11時間連続再生)。音質もソニーだけに間違いないですしね。マイク機能もありますが、さすがに限界があるので、そこは別に用意して、というスタイルも人気があります」

単体のマイクで人気があるのは、HyperXの「QuadCast 2」とのこと。取材時の価格は21,780円でした。
「USB接続で簡単に使えて、音量調節も直感的なのが受けていますね。マイクを覆うLEDの光はオフだと消えるので、トラブルも防ぎやすい。そうした実用性の高さから安定した人気を得ています」


