「〆鍋」の雑炊が缶スープに ダイドードリンコとMizkanが共創し新たな食のスタイルを提案
ダイドードリンコはMizkan(以下、ミツカン)と共創し、ミツカンの「〆鍋」ブランドを冠したコメ入りの缶スープの新商品「ダイドー×ミツカン 〆鍋 ごま豆乳鍋スープ 雑炊仕立て」「同 ほたてと蛤の貝だし鍋スープ 雑炊仕立て」の2品を10月26日から発売する。

9月10日、新商品試飲会に登壇したダイドードリンコの髙松富也会長は「ミツカンさまの味づくりと、当社の商品開発力や自販機といった強みを掛け合わせ新しい飲用体験を創出する」と語る。
ダイドードリンコは今年8月、商品の企画から販売までを垂直統合させた「SPAモデル」を、生活者やパートナーと価値を生み出す「共創SPAモデル」に進化させると発表。
ミツカンも共創を進めており、両者の思いが合致したことから商品開発が始まった。
「〆鍋」ブランドにおいて、缶スープ商品は初の展開となる。
ミツカン代表取締役専務の佐藤武氏は「単なるメーカー同士のコラボではなく、2社の強みを活かして新しい食のスタイル、新しいおいしさの体験を提供できる大きな可能性を感じている」と力を込める。
佐藤氏は、これまで鍋は材料の準備や調理の手間があり、食べる場所も自宅か外食に限られていたと指摘。自販機などで購入し、寒い日にその場で温かい鍋をすぐに楽しめる点を最大の商品価値とする。
タッチポイントを広げることで、ブランドの認知や間口の拡大にも期待を寄せる。
「鍋を作りたい時ではなく、温まりたい時に『〆鍋』ブランドの原体験を作れる。ご自宅で鍋を作っていなかった方にもおいしさを知っていただき、『缶スープがおいしかったから家でも作ってみよう』と思っていただけたら嬉しい」と語る。
これまでもコメ入りの缶スープを販売してきたダイドードリンコは、「〆鍋」のブランド力に期待を寄せる。
ダイドードリンコ執行役員マーケティング部長の坂本大介氏は「小腹満たしの潜在的ニーズは間違いなくあるが、需要に応えられる商品がまだないと考えている。『〆鍋』ブランドの認知や味覚への高い評価によって、潜在的ニーズを呼び起こせるのではないか」と説明する。
製品化にあたり、一番人気の「ごま豆乳鍋つゆ」と昨年発売され大ヒットした「ほたてと蛤の貝だし鍋つゆ」の2種の味を採用。鍋つゆにそのままコメを入れるのではなく、野菜や肉の旨味を含んだ鍋のシメの雑炊の再現にこだわり試作を重ねた。
パッケージは「〆鍋」の鍋つゆのデザインを踏襲しながら、ダイドードリンコのデザインの知見も活用し決定した。
希望小売価格はどちらも税抜160円とし、自販機を中心に量販店でも販売予定とする。
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