映画『4アウト ─もう一度、プレイボール─』メイン場面写真

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 映画『4アウト ─もう一度、プレイボール─』より、主人公の障害者野球チーム監督・矢上(相葉雅紀)が率いる個性豊かなチームメンバーの姿を捉えた場面写真が到着した。

【写真】映画『4アウト』障害者野球チーム、メンバーをとらえた場面写真

 本作は、作家・平山讓によるノンフィクション小説『4アウト -ある障害者野球チームの挑戦』(中央公論新社)を原作に、東京に初めて結成された身体障害者野球チーム「東京ブルーサンダース」創設の実話を映画化。

 主人公の矢上雄一は、社会人野球で戦力外通告を受け、夢を失った男。再就職先の障害者スポーツセンターで「野球がしたい」と願う仲間たちと出会い、身体障害者野球チームの監督として新たな挑戦を始める。かつて夢を諦めた男と、これまで限界を決められてきた仲間たち。野球を愛し続ける人間たちそれぞれの人生が交わることで、くすぶっていた人生が輝きだしていくー。

 監督は、本作で長編映画デビューを果たす稲垣壮洋。原作者・平山讓との出会いをきっかけに映画化を志して以来、多くの人々の思いをつなぎながら念願の企画を実現させた。

 身体障害者野球とは、障害者手帳を持つ選手たちが軟式ボールを使って行う野球で、走れない打者への代走制度など、障害の特性に配慮した独自のルールが適用される。盗塁王・福本豊氏の「キャッチボールやろうや!」の一言から、1993年に特定非営利活動法人日本身体障害者野球連盟(JDL)が発足し、33年が経過した現在、全国36チーム、登録選手約1000名が、毎年春と秋の全国大会を目指して活動している。

 矢上を演じる相葉は、撮影現場でもキャストたちから「監督」と呼ばれるほど厚い信頼を集め、個性豊かなメンバーと共に撮影期間を過ごした。相葉を中心に築き上げられた抜群のチームワークのもと、野球に熱い思いを傾ける選手たちを演じたのは、実際に障害者野球の選手、障害のある俳優を含めたオーディションで選ばれた多彩なキャストたち。この度、そんな「東京ブルーフェニックス」の選手の姿を捉えた場面写真が到着した。

 撮影現場では相葉を中心に自然と交流が生まれ、撮影を重ねるごとにメンバー同士の絆も深まっていったという。相葉も「元から身体障害者野球をされている方や、野球自体全く初めての方と、いろいろな方が作品に参加していて、野球未経験の方は撮影が休みの日もたくさん練習してくれていました。そのくらい皆一人一人が熱い想いを持って臨んだ作品なんです」と撮影当時を振り返っている。

 撮影にあたっては、障害のあるキャストの体調や体力にも最大限配慮し、理学療法士が帯同するなど、安心して撮影に臨めるサポート体制を整備。さらに、オーディションでは役としての出演がかなわなかった人々にも、可能な限りエキストラとして映画への出演機会が設けられるなど、参加者それぞれの思いを大切にした作品づくりが行われた。

 相葉は「皆で一緒に作り上げていった感覚です。一人一人のキャストとしっかり話せたのはよかったと思っています」とも明かしており、劇中で矢上と選手たちが少しずつ一つのチームになっていくように、キャストたちも互いに支え合いながら距離を縮め、やがて本当の家族のような関係を築いていったという。撮影を通して実際に育まれたその絆が、スクリーンの中にも確かな説得力と温かさをもたらしている。

 映画『4アウト ─もう一度、プレイボール─』は、11月6日より全国公開。