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今年8月、山形市の建設業者が実在する病院の院長を騙る者から工事の契約をさせられた上、この病院の備品の代理購入を名目に198万円をだまし取られる詐欺被害がありました。

警察によりますと、今年8月8日、山形市の建築業を営む一般企業のもとに、市内に実在する病院の院長を名乗る男から、この病院のリフォーム工事を依頼があり、企業はこれを受注しました。

後日同じ男から『アクア○○○という消毒液の取引先と折り合いが悪く、直接発注ができない』『代理で購入して欲しい』『150本発注をお願いしたい』と電話があり、企業は今後もこの病院と取引を続けたいという思いから、代理購入を了承したということです。

■「代金は前払い」

男から教えられた消毒液取引先の連絡先に電話し、電話に出た「佐々木」を名乗る男に要件を伝えたところ、『消毒液を150本(1本税込み1万3200円)を発注します』『代金は前払いです』と言われました。

企業は自社の経理担当者に依頼し、その日のうちに「佐々木」から指定された口座に、購入代金198万円を振り込んだということです。

その後、院長を名乗る男から600万円分の代理購入を追加依頼されたことを不審に思い、この病院に直接連絡をとったところ、リフォーム工事の予定がないことを伝えられ、被害が発覚しました。

■面識のない電話に注意!実在するなら直接確認を!

これは、実在する病院や学校などを騙って建設会社などに電話をかけ、将来的な工事の契約などの見返りとして、備品の代理購入を依頼する形で現金をだまし取る手口の詐欺です。

犯人は、詐欺を成功させるため、不動産会社などからの紹介を受けたり、具体的な薬品名を話に盛り込むなど、あたかも正規の商取引かのように装って金銭をだまし取ります。

警察は、知人からの紹介であっても、面識のない者と取引を行う場合は、その者の病院や学校などに直接在籍を確認したり、警察に相談したりするよう、注意を呼びかけています。