イチジクの色づきを確かめる生産者(新潟市西蒲区で)

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 【新潟かがやき】新潟市西蒲区のJA新潟かがやきいちじく集荷場で、ブランドイチジク「越の雫」が出荷最盛期を迎えている。県内の生産量の7割以上を占める一大産地だ。10月下旬まで、県内外の市場へ出荷が続く。今季は出荷数量約280トン、販売高約2億7650万円(前年比15%増)を見込む。

 「越の雫」の品種は「桝井ドーフィン」。果実が大きく、果皮がしっかりとしているのが特徴だ。ねっとりした食感と濃厚な甘味が女性に人気がある。

 昨年は干ばつによる小玉傾向に苦しんだが、今年は適度な降雨に恵まれ、大玉傾向で順調に推移している。

 生産が拡大し、前年比6人増の115人が16・35ヘクタールで育てる。出荷前には部会役員らが全園地を巡回するなど、高品質な生産へ体制を整える。

 鈴木哲也部会長は「最も大切なのは健康な株づくり。実が傷つかないよう間隔を保ち、収穫までの1カ月間は小まめな水やりが不可欠だ」と説明する。今年は「最高の仕上がり」と自信を見せる。JA巻アグリセンターの職員は「指導会や園地巡回で生育に合わせたきめ細かな管理を徹底している。県や市、関係機関と連携して魅力を発信し、知名度向上とファン拡大を進めたい」と語った。

 巻農業普及指導センターとJAが行う、新規栽培希望者の実地研修「いちじく塾」は7期目を迎えた。JAはリース園地で生産拡大を目指す。「越の雫」は、同JA直売所「越王の里」など各直売所で購入できる。

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