【速報】ノーベル賞の登竜門「クラリベイト引用栄誉賞」に安達千波矢氏
ノーベル賞の登竜門とも呼ばれるイギリスの学術情報会社クラリベイト・アナリティクスが出す「引用栄誉賞」の受賞者に、九州大学の安達千波矢主幹教授が選ばれました。
「引用栄誉賞」は毎年、クラリベイト社が学術論文の引用回数などをもとに分析を行い、ノーベル賞クラスの優れた研究実績や研究者を表彰しているもので、日本からは今年物理学の分野で九州大学の安達千波矢主幹教授が選ばれました。
安達教授は、スマートフォンやテレビなどのディスプレーに使用されている有機ELの発光材料の開発などについて、多くの論文で引用されたことなどでの受賞となりました。
最初の有機ELは、電気エネルギーを光に変換できるのは25%にとどまり、第二世代の有機ELは、発光効率は100%に達しましたが、イリジウムや白金などの高価で毒性のある希少金属を使用しないといけませんでした。
安達教授が2012年に発表したTADFによって、これまでの有機ELの課題となっていた発光効率やコストの問題を解決しました。
これまでに「引用栄誉賞」を受賞した89人の研究者が実際にノーベル賞を受賞していて、来月5日から始まるノーベル賞の発表に向けて期待が高まっています。