明治の近代化を伝える「旧奈良監獄」をめぐる 世界文化遺産に登録された「飛鳥・藤原の宮都」と並ぶ奈良の新名所
「飛鳥・藤原の宮都」が世界文化遺産に登録されたばかりの奈良に、もう一つの新たな名所が誕生した。
【写真】「旧奈良監獄」を上から撮影。中央監視所を中心に収容棟が放射状に延びる
明治期に竣工した「五大監獄」の中で唯一全貌を残す、国指定の重要文化財「旧奈良監獄」だ。今年4月より「奈良監獄ミュージアム by 星野リゾート」として公開されている。
竣工は1908年。
建設の背景には、不平等な日米修好通商条約を改正するために、日本が近代法治国家であることを国際的に示したいという目的があった。この監獄では、人権を尊重するために採光やプライバシーに配慮した空間造りを随所に見ることができる。
●奈良監獄ミュージアム by 星野リゾート(住所:奈良県奈良市般若寺町18)
●開館時間:9時~17時(入館は16時まで)/定休日:無
●料金:日本在住者(大人)2500円※事前チケット推奨
撮影/横田紋子 写真/奈良監獄ミュージアム by 星野リゾート
※週刊ポスト2026年9月25日・10月2日号
