日本に来た中国人女性が「いつも不安」な理由=中国ネット「確かに」「本当に不思議」
中国のSNS・小紅書(RED)に12日、「日本に来てからいつも自分のマナーが悪いのではないかと不安になる」との投稿があり、反響が寄せられている。
投稿者の女性は、「日本に来て数日、一番強く感じているのは、自分はもしかしてマナーが悪いのではないかということ。他人に失礼なことをしていないかと気になってしまい、窮屈で慣れない」とつづり、4つの出来事を紹介した。
1つ目はバスを待っていた時のことで、女性と友人は英語で「Please keep in line(列に並んでください)」と注意されたが、その時初めて「日本ではバスが来る前からバス停に一列に並ぶのだ」と知ったという。女性は「私たちは少し離れたところにばらけて立っていたので注意されてしまった」と説明した。
2つ目は「日本の公共交通機関はとにかく静か」なことで、女性と友人はバスや電車に乗った際に、ほかの乗客がほとんど会話をしていないことに違和感を覚えたという。女性らは初めは普通におしゃべりをしていたというが、数日後には同じように静かにするようになったという。一方で女性は「(日本の)学生たちはやはり騒がしかった」とも付け加えた。
3つ目は「信号」についてで、女性は数メートルほどしかない横断歩道で周囲には自動車やほかの歩行者が1人も見当たらない状況でも、日本人はきちんと信号が青に変わるのを待ってから渡っていたと振り返り、「私なら普段、周囲の状況を確認して(赤信号でも)そのまま渡ってしまう」と述べた。
4つ目は「日本では夜9時を過ぎると、街がとにかく静かになる」ことで、「自分がうるさい音を立ててしまっていないか、いつも気になってしまう」とつづった。
そのほか、日本で気になったこととして「なぜごみ箱が少ないの?」「なえ野良犬や野良猫を見かけないの?」「日本では電動バイクに乗れないの?どこも自転車ばかり」などを列記し、「総じて言えば、私はやっぱり日本人のこうしたルールを重んじ、効率を高め、みんなが自覚を持って行動することで他人にとって便利な環境をつくり出すという姿勢にとても共感する。ただ、自分はまだ慣れておらず、ほかの人の失礼になってしまわないか心配しているだけ」と記した。
この投稿に、中国のネットユーザーからは「確かに日本では常に不安。いつも何か間違ったことをしてしまっているんじゃないかと気になる」との声がある一方、「どうして不安になるのかな?私は快適だけど。まあ、私がもともと秩序が好きなタイプだからかもしれない。(日本では)地下鉄でもみんなちゃんと並んで、降りる人が先、乗る人が後が徹底されているし、路上で喫煙している人はいない。歩く時も左側通行で、コンビニのレジだってちゃんと並ぶ。本当に素晴らしい」との声も上がった。
また、「あなたが(中国)国内で周りの多くの人のモラルが低いと思っているのであれば、日本に行ったら心地よく感じるだろうね」「いずれにせよ日本の秩序は本当に快適」「秩序が好きな人にとっては日本は最高。国内のさまざまな非文明的な現象は、本当につらい」「こういうルールをきちんと守る感じが好き。私が普段住んでいるところ(四川省)も普段はそうだけど、一部には守らない人もいて不快になる。たとえば、地下鉄で足元の表示通りに並んでいたのに後から来た人が堂々とドアの前に立ったり」「こういうの(日本のような環境)は本当に、お互いが便利で快適だよね。中国でそういうふうに生活していたら変人扱いされて、取りたい物は取れず、電車にも乗れず、ご飯も食べられない。でも、あっち(日本)に行ったらスムーズになじめた」といったコメントも見られた。
このほかには、「(日本在住だけど)野良猫や野良犬どころか、普段近所で飼われている犬の鳴き声も聞こえてこない。子どもたちがみんな大人しくていい子なのはわかるとしても、犬や猫までみんな大人しいのは本当に不思議」「交差点で友人を待ちながらスマホをいじっていたら、走ってきた車が止まった(道路を渡ると思われて道を譲られた)。クラクションを鳴らしもせずに。それから、交差点には立てなくなった(苦笑)」「日本でバスの列に並ぶのは本当に大変。ある時、バスが来たのに前に並んでいる現地人は一向に動こうとしなかった。私は何が起きているのか分からず、前の人を抜かして乗り込む勇気もなかった。そこで隣の日本人に聞いたら『このバスで大丈夫』って言われたから、慌てて列から飛び出してドアが閉まりかけのバスに大声を上げながら飛び乗った」など、日本の常識に苦労したとの体験談が寄せられた。
さらに、あるユーザーは「これらはもともとすべて基本的なルールだ。中国で生活する中で、こうしたルールを守らないことに慣れてしまっているだけ。赤信号では止まり、青信号では進む。地下鉄では大声で騒がない。夜は周囲に迷惑をかけず、静かにする。どれも基本的なことで、簡単にできる上、子どもの頃から教わってきたことだ。それなのに(中国で)大人になったら別にいいじゃないかと思うようになるのはなぜなのか。成熟さや文明というものは、まさにこうした細かなところに表れる。私たちは最も簡単な社会的なマナーすら守られていないのに、どうして『文明』を語れるだろうか」と厳しく指摘した。
一方で、「3点目だけど、実際は日本人も信号無視をする」「日本人だって信号無視はする。それから、最近は電車の中で日本人が騒いでいるのをよく見かける」「公共交通機関では、日本人1人なら静か。でも2人以上になると分からない」「日本人の女の子の声は超デカい」「夜に日本の居酒屋に行ったら新しい世界の扉を開くことになるよ(とてもうるさい)」といった反論も散見された。
また、「日本は現代文明の殻をまとっているが、中身は封建的な村八分のような社会。ルールが人よりも上位に置かれている。ルールを守らない人に対する攻撃や排斥、追い詰めは非常に厳しい。集団になじめないことや空気を読めないことも、ルールを守らないこととみなされる。法律や道徳のほかにも、礼儀とされる数多くのルールが存在する。ルールを重視する人には向いているが、個人の考え方を重視したい人はやめておいた方がいい」とのコメントも一定の共感を集めた。(翻訳・編集/北田)

