まぶたが重いのは加齢だけじゃない?「眼瞼下垂」を引き起こすあの習慣と見落としがちな身体のサインを医師が解説
まぶたが重くて開けづらい……、もしかすると「眼瞼下垂」かもしれません。治療選択肢としては「切る手術」と「切らない治療」がありますが、どちらが自分に合っているのか気になりますよね。眼瞼下垂治療とは何なのか、「あきこクリニック」の田中先生に解説していただきました。
監修医師:
田中 亜希子(あきこクリニック)
東京大学医学部医学科卒業。その後、東京大学医学部附属病院産婦人科、大手美容外科などで経験を積む。2009年、東京都世田谷区に「あきこクリニック」を開院。第110回日本美容外科学会会長、日本美容外科学会(JSAS)理事、日本アンチエイジング外科学会(JAAS)理事。日本美容外科学会(JSAPS)、日本美容皮膚科学会、日本形成外科学会、日本抗加齢医学会の各正会員。
編集部
まず、眼瞼下垂について教えてください。
田中先生
眼瞼下垂とは、「まぶたが垂れ下がって開けづらくなる状態」のことを指します。上まぶたを持ち上げる筋肉や腱膜がゆるんだり、神経に異常が起きたりすることで発症します。見た目が変わるだけでなく、視界が狭くなったり、額の筋肉で目を開けようとして頭痛や肩こりを伴ったりすることもあります。
編集部
眼瞼下垂の原因はなんでしょうか?
田中先生
加齢が最も一般的な原因です。まぶたを持ち上げる筋肉の働きが徐々に弱くなったり、まぶたの皮膚がたるんだりすることで起こります。ただし、若い人でもハードコンタクトレンズの長期使用や、先天的な原因で発症することがあります。
編集部
どのような症状が出たら眼瞼下垂を疑うべきですか?
田中先生
「まぶたが重い」「視界が狭くなった」「目を開けると額にしわが寄る」といった症状がある場合は、眼瞼下垂の可能性があります。また、「夕方になると目が開けにくくなる」「視力は落ちていないのに見づらさを感じる」「ひどい頭痛がある」「肩こりがつらい」「普段から顎が上がり気味」なども、注意したいサインです。
編集部
眼瞼下垂になると、見た目にも影響が出るのでしょうか?
田中先生
はい、あります。まぶたが下がることで、目つきが悪く見えたり、眠たそうな印象になったりすることもあります。また、左右差が出ると顔のバランスが崩れるため、美容面で悩む人も少なくありません。
※この記事はメディカルドックにて<「眼瞼下垂」の治療、切る? 切らない? おすすめはどっち? 医師がメリット・デメリットを比較>と題して公開した記事を再編集して配信しており、内容はその取材時のものです。

