香港大引:ハンセン1.0%安で反落、消費関連に売り
15日の香港マーケットは、主要95銘柄で構成されるハンセン指数が前日比250.36ポイント(1.00%)安の24667.24ポイント、本土企業株で構成される中国企業指数(旧H株指数)が79.67ポイント(0.96%)安の8204.91ポイントと反落した。売買代金は1872億110万香港ドル(約3兆7000億円)に縮小している(14日は1926億2550万香港ドル)。
投資家の慎重スタンスが強まる流れ。ハンセン指数は引けにかけて下げ幅を広げる展開となった。中東情勢の緊迫化や、中国の内需不振が重し。中東産原油の供給がタイトになるとの見方で、14日のNY商品取引所ではWTI原油先物が一時4カ月ぶりの高値を付けた。インフレ懸念が強まる中、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを再開・加速させるとの見方も広がっている。
一方、取引時間中に発表された中国の8月経済統計では、鉱工業生産が市場予想を上回る一方、小売売上高は加速予想に反して伸びが鈍化した。1~8月の固定資産投資は予想以上に縮小し、不動産開発投資もマイナスが続いている。内需や投資の低迷が続く中、中国経済の先行き懸念が強まった。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、車載バッテリー世界最大手、寧徳時代新能源科技(CATL:3750/HK)が6.0%安、産金大手の紫金鉱業集団(2899/HK)が3.8%安と下げが目立った。このほか、紙製サニタリー用品最大手の恒安国際集団(1044/HK)が3.7%下落するなど、消費セクターの下げも目立った。
消費関連ではほか、火鍋大手の海底撈国際HD(6862/HK)が3.1%安、豚肉生産の万洲国際(288/HK)が2.4%安、自動車ディーラーの中升集団HD(881/HK)が1.4%安で引けた。
中国の銀行セクターも安い。招商銀行(3968/HK)が2.9%、中国建設銀行(939/HK)が2.8%、中国銀行(3988/HK)と中国工商銀行(1398/HK)がそれぞれ2.1%下落した。融資の伸び悩みが逆風。前日引け後に報告された8月の金融統計では、人民元建て新規融資が市場予想を下回った。
半面、大型ネット株の一角は上昇。網易(9999/HK)が2.7%高、騰訊HD(700/HK)が1.9%高、阿里巴巴集団HD(9988/HK)が1.2%高で引けた。先週の株価下落を受け、半導体などハードテック株に比べた値ごろ感が意識された。
個別では、売買再開の広州汽車集団(2238/HK)が2.6%上昇。一時は15.9%高と急伸する場面も見られた。中央政府系の中国第一汽車集団(一汽)による資本参加計画を発表。広州汽車集団は一汽側から中国の合弁会社を買収する一方、対価としてA株の新株を割り当てる予定だ。ただ、合弁会社の社名など詳細は明らかにされていない。
本土マーケットは4日続落。主要指標の上海総合指数は前日比0.54%安の3864.28ポイントで取引を終了した。不動産が安い。金融、自動車、医薬、公益など幅広いセクターが売られた。半面、ハイテクは高い。素材や電力設備の一角も買われた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
投資家の慎重スタンスが強まる流れ。ハンセン指数は引けにかけて下げ幅を広げる展開となった。中東情勢の緊迫化や、中国の内需不振が重し。中東産原油の供給がタイトになるとの見方で、14日のNY商品取引所ではWTI原油先物が一時4カ月ぶりの高値を付けた。インフレ懸念が強まる中、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを再開・加速させるとの見方も広がっている。
一方、取引時間中に発表された中国の8月経済統計では、鉱工業生産が市場予想を上回る一方、小売売上高は加速予想に反して伸びが鈍化した。1~8月の固定資産投資は予想以上に縮小し、不動産開発投資もマイナスが続いている。内需や投資の低迷が続く中、中国経済の先行き懸念が強まった。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、車載バッテリー世界最大手、寧徳時代新能源科技(CATL:3750/HK)が6.0%安、産金大手の紫金鉱業集団(2899/HK)が3.8%安と下げが目立った。このほか、紙製サニタリー用品最大手の恒安国際集団(1044/HK)が3.7%下落するなど、消費セクターの下げも目立った。
消費関連ではほか、火鍋大手の海底撈国際HD(6862/HK)が3.1%安、豚肉生産の万洲国際(288/HK)が2.4%安、自動車ディーラーの中升集団HD(881/HK)が1.4%安で引けた。
中国の銀行セクターも安い。招商銀行(3968/HK)が2.9%、中国建設銀行(939/HK)が2.8%、中国銀行(3988/HK)と中国工商銀行(1398/HK)がそれぞれ2.1%下落した。融資の伸び悩みが逆風。前日引け後に報告された8月の金融統計では、人民元建て新規融資が市場予想を下回った。
半面、大型ネット株の一角は上昇。網易(9999/HK)が2.7%高、騰訊HD(700/HK)が1.9%高、阿里巴巴集団HD(9988/HK)が1.2%高で引けた。先週の株価下落を受け、半導体などハードテック株に比べた値ごろ感が意識された。
個別では、売買再開の広州汽車集団(2238/HK)が2.6%上昇。一時は15.9%高と急伸する場面も見られた。中央政府系の中国第一汽車集団(一汽)による資本参加計画を発表。広州汽車集団は一汽側から中国の合弁会社を買収する一方、対価としてA株の新株を割り当てる予定だ。ただ、合弁会社の社名など詳細は明らかにされていない。
本土マーケットは4日続落。主要指標の上海総合指数は前日比0.54%安の3864.28ポイントで取引を終了した。不動産が安い。金融、自動車、医薬、公益など幅広いセクターが売られた。半面、ハイテクは高い。素材や電力設備の一角も買われた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
