深刻な得点力不足に陥っているトッテナム。(C)Getty Images

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 0、0、0、そしてまた0だ。

 ロベルト・デ・ゼルビ監督が率いるトッテナムは現地9月12日、プレミアリーグ第4節でエバートンとホームで対戦。今季2度目のスコアレスドローに終わり、リーグ開幕4戦で2分2敗となった。4試合連続で無得点(5失点)は、クラブとしてプレミアリーグ初の不名誉な記録だ。

 夏に総額およそ3億ポンド(622億円)超もの資金を投じ、超大型補強を敢行しただけに、落胆ぶりは大きい。直近2年連続で17位に沈むなか、今季も降格争いを強いられるのか--。

 OBのジェイミー・レドナップ氏は、英衛星放送『Sky Sports』で「3億ポンドも費やしたのだから、得点に問題が生じるとは思わなかった。6時間(90分×4試合)で1点も奪えないなんて、まさに悪魔的だ」と言い放った。
 
 53歳の元イングランド代表MFはその上で「ファンと選手たちの間に絆が感じられない。初勝利がいつ訪れるのか分からない。この状態がさらに長引くかもしれないが、それでもいくつかの前向きな要素は見える」と指摘。次のような考えを示した。

「彼らが持つ戦力を考えれば、このままではいけない。気に入らない点もある。ロバートソンは左サイドバックであり、左ウイングも兼任していた。それは(左ウイングの)マルムシュが中央に行きたがるからだ。そのバランスは上手く機能せず、結果として戦術のバランスが崩れてしまっている。

 最適な布陣を組むこと--それがデ・ゼルビが解決すべき課題だ。中盤のバランスも適切ではない。私でさえ、試合を見ながら『どう変えればいいのか?』と考えている。答えよりも疑問の方が多い。彼は今日、あらゆる手を尽くした。しかし、解決策を見つけられなかった。質が足りなかったが、彼らには質の高い選手たちがいる」

 名手を揃える名門は、次節は鈴木彩艶がゴールを守るアストン・ビラと対戦する。待望の一発は生まれるだろうか。ただ、その前にカラバオカップ3回戦で、遠藤航が所属するリバプールと相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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