メ~テレ(名古屋テレビ)

愛知県内の公園で、いま、毒キノコが大量発生しています。身近な場所での発生に近隣住民も困惑。専門家に大量発生の理由を聞きました。

「大きなキノコがたくさん生えている」

メ~テレに9日寄せられた視聴者からの連絡で、10日愛知県岡崎市内の公園に向かってみると――

「ありました。キノコが大量に生えています。一体いくつあるのでしょうか」(記者)

公園の一画に生えた白いキノコが、その大きさは拳よりも大きく、直径15cmほど。

地元の子どもたちは――

「めっちゃいっぱいある…増えているよね?前は3個だったのに。気持ち悪いね」(地元の子ども)

メ~テレに連絡をした人に話を聞くと――

「犬の散歩をしていて、いっぱいキノコがあったのでビックリした。こんなに多いのは初めてで、ここまで大きいのはないです」(キノコ大量発生を連絡した人)

公園の目の前に住む人は――

「40年近く住んでいるが初めて見ました。見た目もちょっと気持ち悪い。子どもが遊びに来たり、犬の散歩をする人も結構いるので、間違えて食べたとか手に触れたりすると心配」(公園の近くに住む人)

キノコの正体は「オオシロカラカサタケ」

いったい、この大量発生した白いキノコの正体は?市の職員が調査すると――

「こちらはオオシロカラカサタケというキノコだと思われます。毒性を持つキノコになるので、基本的には触らないようにしてもらう。見つけた場合はすぐ市に報告をしてもらうなどの対応をお願いしています」(岡崎市 公園緑地課 田中洸太朗さん)

大量に発生した「オオシロカラカサタケ」。

食べるとどうなるのでしょうか?キノコを30年以上研究している専門家は――

毒キノコなので胃腸系の障害、嘔吐、下痢。これひどいですよ。入院するくらい、猛毒です」(キノコの生態に詳しい 木村修司さん)

2017年には、名古屋市内の公園で毒キノコを食べた男性3人が食中毒になり、入院する事態にもなりました。

「オオシロカラカサタケ」は、暖かい地域に生息していることが多いそうですが、近年、温暖化の影響で日本国内の街中や花壇などでもみられるケースが増えているといいます。

長雨の影響で育ち、目につきやすくなった

今回、大量に発生したのはなぜでしょうか?

「夏に多く生える。今の時期は気温が高く、雨が降っているのでよく生える。公園の芝生や花壇、肥料分が多いと生えやすい。大きいと30cm近くになる」(木村さん)

雨が長く続いたことで大きく育ち、目につきやすくなったといいます。

遊具のすぐそばに生えている毒キノコ

子どもが手にする可能性もあるため、市は即日取り除くことに。

「発見した時には触らないことが1つ。次に市役所の方に報告をしてほしいと思っています」(田中さん)

岡崎市では、ホームページなどで毒キノコによる食中毒の注意を呼び掛けています。