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2026年9月5日、韓国メディア・韓国経済は「韓国の20~30代の会社員の間で、休暇の取り方が変化している」と伝えた。有給休暇をまとめて取得するのではなく、週末を利用して短期間の旅行に出かけたり、30分・1時間単位で休暇を取得したりするなど、自分の生活や仕事に合わせて「効率よく休む」スタイルが広がっているという。

記事によると、入社1年目、28歳のある会社員は、最近、週末を利用して東京を訪れた。長期間、職場を離れることが難しく、またいつ別の予定が入るか分からないので有給はできるだけ温存しているという。若い会社員の間では、「旅行=有休を取る」というこれまでの常識が崩れつつあるようだ。

旅行アプリ「スカイスキャナー」の調査によると、韓国の会社員旅行者の62%が、短期間の旅行を頻繁にする予定だと答えている。有休を節約できるのであれば、航空券に平均23.1%多く支払ってもよいとしている。

SNSや動画投稿サイトでは「有休を使わずに○○旅行」といったテーマの投稿が増えており、日本、中国、台湾、マカオなど、近距離の海外旅行を紹介するコンテンツが人気を集めている。有休を使わない旅行だけでなく、「質の高い休息」のために休暇中は仕事から完全に離れる「スマホなし旅行(フォンフリー旅行)」や、それぞれの生活リズムに合わせて休暇を取る「マイクロ休暇」なども、会社員の新たなリフレッシュ方法として注目を集めているという。

旅行情報サイト「トリップアドバイザー」の資料によると、「フォンフリーツアー」の検索数は前年から684倍に増加した。旅行中は仕事から完全に離れて楽しみたいという需要が高まっていると分析されている。

「マイクロ休暇」は、これまで1日単位だった有休を、1時間や30分単位に細かく分けて使うもので、導入する企業が増えているという。通院や子どもの世話、役所での手続きなど、丸1日休む必要のない予定に対して、必要な時間だけ有休を使うスタイルだ。

こうした休暇取得の多様化の背景にあるのは、「何日休むかではなく、どれだけきちんと休めるかに会社員の関心が移っている」ことだと、記事は分析している。

文化体育観光部の調べによると、有休消化率は2021年の76.1%から、2023年は77.7%まで上昇している。一方で、労働問題に取り組む団体の調査によると、韓国の会社員の48.8%が「休暇中に仕事の連絡を受けた経験がある」と回答している。37.7%は休暇中に自宅やカフェなどで仕事をしており、15.8%は休暇を切り上げ会社や仕事の現場に戻っている。

若い会社員にとって、休暇は単なる「休む時間」ではなく、仕事の効率を高めるための「回復の時間」となっている。

採用プラットフォーム「キャッチ」が今年初め、Z世代3205人を対象に行った調査では、67%が「今より有休が多ければいい」と回答した。理由としては「仕事の効率向上」が52%で最も多く、次いで「燃え尽き症候群・過労の防止」が16%だった。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「休暇中は休ませないと。電話をするのはやめよう!」「少なくとも2泊3日、長くて4泊5日が最適。1泊2日は費用がもったいないし、5泊以上になると体力的にキツい」「たった1泊の旅行のために往復の航空券代を払うなんてもったいないと思わないのか?有休を取ってもっと長く行くほうがいいだろうに」「うらやましい。自分は週末になるとガス欠状態で、どこへ行く気力も湧かない」などのコメントが寄せられている。

また、「若者が貧しい、蓄えがない、というのには理由があったということだ。週末は航空券代も高いだろうに、頻繁に短期間の旅行をしてるのか」「この世代が結婚できない理由。お金を使いすぎなんだよ」「若いころに使ってばかりいると、老後大変だよ」といった批判的な声も見られた。(翻訳・編集/麻江)