米中央軍の攻撃を受け炎上したイランの石油タンカーとみられる画像(8日)=ロイター

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 【ワシントン=阿部真司、カイロ=村上愛衣】米中央軍は8日、イラン最大の原油輸出拠点があるペルシャ湾のカーグ島沖などでイランの石油タンカー5隻を破壊したと発表した。

 イラン側はヨルダン米軍基地に反撃し、緊張が再び高まっている。

 米中央軍は、イランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」が米軍艦艇に過去2日間で2度にわたって弾道ミサイル攻撃を仕掛けてきたことへの報復だと説明。米側に被害はなかったとしている。米軍はカーグ島沖でタンカー1隻、オマーン湾で4隻を攻撃した。

 これに対し、イラン国営通信は9日、革命防衛隊がヨルダンにある米軍基地にミサイルで反撃したと伝えた。クウェートとバーレーン沖のタンカーに対しても攻撃を予告し、乗組員に退避を呼びかけたという。

 ヨルダン国営通信は、イランから20発の弾道ミサイルが発射されたが、ほとんどのミサイルは迎撃されたとしている。

 米軍は5日にも、ペルシャ湾などでイランの石油タンカー3隻を破壊した。イランの革命防衛隊は報復としてホルムズ海峡を航行中のタンカー3隻と、他の海域で「米国関連」の船舶3隻を攻撃したと発表していた。