2階部分が激しく燃えた建物(6日、岐阜県本巣市で)

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 岐阜県本巣市のケーキ店「さんらいず」が焼けて3人が死亡した事件で、焼け跡からガソリンを入れる携行缶が見つかっていたことが、捜査関係者への取材でわかった。

 焼けた建物は2階部分が激しく燃えていたことも新たに判明した。県警は、何者かがガソリンを携行缶に入れて建物に持ち込み、2階で火をつけた可能性があるとみて調べている。

 捜査関係者によると、携行缶は6日の現場検証で見つかった。県警は周辺のガソリンスタンドなどで、事件前にガソリンを購入した人物がいたかどうかを調べている。

 県警によると、5日はケーキ店の閉店後、店のオーナーの曽野さとみさん(66)と曽野さんの同級生の計10人が集まっていた。しかし同日午後9時頃、女性から「ガソリンがまかれた」と110番があった。

 火災では鉄骨2階店舗兼住宅約300平方メートルが焼けたが、関係者によると、特に2階部分が激しく燃えていたという。

 焼け跡からは、1階部分で腹部を刺された男性の遺体、2階部分で女性の遺体が見つかった。また、店の駐車場にとまっていた車から、同県瑞穂市の会社役員男性(70)が見つかり、搬送先の病院で死亡した。

 県警は、会社役員だけが事件後、外にいたことなどから、事件に関与した可能性があるとみて調べている。