ひろゆき

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-[ひろゆきの兵法~われら氷河期は[人生後半]をどう生きるか?~]-

一度上げた生活レベルは、なかなか下げられない。特に収入が大きく増えにくい氷河期世代こそ、「同じ結果なら安いほうでいい」という感覚が重要だとひろゆき氏は語る。中古品やリセールバリューを賢く活用する、お金を減らさない消費の考え方とは?
◆生活レベルを上げるのは簡単だが、下げるのは難しい

 知人の言葉に、「舌を肥やすな。飯がまずくなる」という名言があります。人間、一度いい生活に慣れてしまうと、普通のモノでは満足できなくなります。生活レベルは上げるのは簡単ですけど、下げるのは難しいのです。

 もちろん、若い頃ならそれもアリです。いい家や車を目標に頑張れることもあるし、収入があとから追いつく可能性もあります。ただ、氷河期世代くらいの年齢だと、そうはいきません。ここから収入がうなぎ上りになる人は少ないし、下手をすれば減る可能性のほうが高い。「宵越しの金は持たない」みたいな生活だと、老後の不安に正面からぶつかっていくだけです。

 だから、消費に関しては「同じ結果なら安いほうでいい」という感覚を持っていたほうが賢明です。ブランド品でもユニクロでも、服の機能に大差はないですしね。

 さらに「中古」だって選択肢です。若者には中古品に抵抗がない人も多く、ネットの個人売買も積極的に使います。服でも本でもブランド品でも「問題ないなら中古でOK」という感覚だし、実際に本やゲーム、ブランド品や趣味の道具などは、中古でも機能的に問題なく、お得なパターンが多いです。

 加えて、中古に慣れると「あとで売れるか?」というリセールバリューも考えるようになります。ブランド品も中古で買って、また売ればいい。そう考えるようになると、同じモノを使っていても、最終的に手元に残るお金がだいぶ変わってきます。

 なかには「他人が使ったモノは衛生的に苦手で……」という感覚を持つ人もいますが、そもそもほとんどの人は実生活で中古に触れまくっています。ホテルのタオルやシーツは綺麗だけど新品ではありません。レストランのコップも同じく。電車の座席なんか誰が座ったかもわからないモノだし、賃貸住宅ならトイレも温水洗浄便座もほぼお古。衛生の問題というより、ほぼ気分の問題なのです。

◆真の金持ちからすれば、どんぐりの背比べ状態

 もちろん、何でもかんでも中古が良いわけではなく、本当の意味で衛生面に懸念があるモノや、機能が劣化したモノは避けるべきです。例えばバッテリーが劣化しやすかったり、保証切れで修理代が高かったり、消耗品の交換費用が高いモノなど、見た目だけでは故障やダメージがわかりにくいモノです。あとは、口に入れるモノの場合は病原菌などのリスクがあります。