【F1】角田裕毅10位で今季初入賞!20歳アントネッリ19番手から大逆転で60年ぶりイタリア人地元V
◇F1第13戦イタリアGP 決勝(2026年9月6日 モンツァ・サーキット=1周5.793キロ×53周)
総合首位に立つメルセデスの20歳、アンドレアキミ・アントネッリ(イタリア)が19番手スタートからの大逆転でイタリアGPを制し、3戦ぶり今季7勝目をマークした。同僚のジョージ・ラッセル(英国)が2位でメルセデス勢がワンツーフィニッシュ。レッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)が3位に入り、レーシングブルズから2戦連続スポット参戦となった角田裕毅が15番手から出て10位入賞を果たした。
2番手スタートのラッセルが、ポールポジション(PP)から出たアルピーヌのピエール・ガスリー(フランス)を1周目の最後に抜いてトップに立った。2周目の最終コーナーでフェラーリのシャルル・ルクレール(モナコ)がスピンしてフェンスにクラッシュ。いきなり赤旗となり、レースは約30分間中断した。
再スタート時には、14番手につけていた角田がグリッドの位置を間違えるミスでレース後の調査対象に。レースは6周目から再開し、ラッセルがトップをキープした。規定回数を超えるパワーユニット(PU)の交換により最後列スタートとなったアントネッリが、7周目の時点で6番手までジャンプアップ。ハードタイヤからミディアムに替えた角田も9周目に9番手へ上げた。
12周目にはフェルスタッペンがラッセルをかわしてトップに立った。15周目にラッセルが抜き返すバトルの中、3番手まで浮上していたアントネッリが16周目にフェルスタッペン、18周目にラッセルを抜いてついに先頭へ。その後はメルセデスの2台が、抜きつ抜かれつの激しいトップ争いを繰り広げた。
28周目にアストンマーチンのランス・ストロール(カナダ)のマシンがストップ。バーチャルセーフティーカー(VSC)が出てアントネッリ、フェルスタッペンがピットインした中、ラッセルはコースにとどまった。アントネッリは6番手、フェルスタッペンは7番手でコースに戻り、ともに新しいタイヤでオーバーテークを連発。50周目にはアントネッリがラッセルを抜き、20歳になって最初のレースを初の母国GP制覇で飾った。19番手からの優勝は歴代2番目の逆転劇。イタリア人ドライバーのイタリアGP優勝は1966年のルドビコ・スカルフィオッティ(フェラーリ)以来60年ぶりとなった。角田は42周目にアルピーヌのフランコ・コラピント(アルゼンチン)に抜かれたものの、10番手を死守した。
▼アントネッリ 予想外でした。信じられません。本当にうれしいです。今日こうしてここにいるなんて、想像もしていませんでした。なんとかやり遂げることができて、本当に、本当にうれしいです。2回目のリスタート後、上位につけていたので、勝てるチャンスはあると思っていました。特にジョージ(ラッセル)の後ろにいた時は、間違いなく勝てると信じていました。夢がかないました。本当に素晴らしい一日です。
▽決勝結果
(1)アントネッリ(メルセデス)
(2)ラッセル(メルセデス)
(3)フェルスタッペン(レッドブル)
(4)ノリス(マクラーレン)
(5)ピアストリ(マクラーレン)
(6)ハミルトン(フェラーリ)
(7)ガスリー(アルピーヌ)
(8)リンドブラッド(レーシングブルズ)
(9)コラピント(アルピーヌ)
(10)角田裕毅(レーシングブルズ)
(11)ボルトレート(アウディ)
(12)ヒュルケンベルク(アウディ)
(13)サインツ(ウィリアムズ)
(14)ローソン(レッドブル)
(15)ベアマン(ハース)
(16)オコン(ハース)
(17)アルボン(ウィリアムズ)
(18)ペレス(キャデラック)
(19)ボッタス(キャデラック)
リタイア ストロール(アストンマーチン)
リタイア アロンソ(アストンマーチン)
リタイア ルクレール(フェラーリ)

