9/7~11動向|11日メジャーSQと米CPI発表、注目決算はビジョナルの本決算|決算ウォッチ
この記事でわかること
・9月1日から4日の相場──2.1%安、3日まで4日続落し4日に反発
・9月7日から11日の相場観──11日にメジャーSQと米CPIが重なる
・9月7日から11日の注目決算発表──積水ハウス、ビジョナル、神戸物産
9月1日から4日の相場──2.1%安、3日まで4日続落し4日に反発
9月1日から4日の日経平均は、8月28日終値比2.1%安の6万5020円94銭で終えた。ジャクソンホール会議でウォーシュ米連邦準備制度理事会(FRB)議長がインフレへの懸念を示し、米国の9月利上げ観測が強まって3日まで4日続落した。4日はウォラーFRB理事の講演で観測がいったん後退し、5日ぶりに反発している。ただ4日発表の米8月雇用統計は16万2000人増と市場予想の5万3000人増を大幅に上回った。 4日の反発は、材料が入れ替わる途中で起きたものになる。
9月7日から11日の相場観──11日にメジャーSQと米CPIが重なる
焦点は11日に集中する。メジャーSQ算出日と米8月CPIの発表が同じ日に並ぶ。 CPIの市場予想はコアで前年比2.4%で、これを下回れば9月の利上げが見送られる可能性が高まる。15日から16日のFOMC直前にあたり、17日から18日には日銀の金融政策決定会合も控える。大きな材料の手前で待つ5日間になる。 ドル円は一時155円台前半と約1か月ぶりの円高水準をつけた。
9月7日から11日の注目決算発表──積水ハウス、ビジョナル、神戸物産
決算発表は7日が2社、8日が7社、9日が11社と少なく、10日に32社、11日に74社と後半で一気に増える。
積水ハウス(1928) ── 10日発表、2027年1月期の2Q。1Qの営業利益761億円は通期計画3500億円に対して21.7%だった。
ビジョナル(4194) ── 11日発表。「ビズリーチ」を運営する。7月期の本決算で、通期の着地と来期計画が同時に出る。 3Q時点の営業利益196億円は通期計画231億円に対し84.9%まで来ている。
神戸物産(3038) ── 11日発表、2026年10月期の3Q。「業務スーパー」を展開する。2Q累計の営業利益210億円は通期計画430億円に対し48.9%で、1Q単独109億円に対し2Q単独は101億円とやや減速した。
11日は74社の決算発表とメジャーSQ、米CPIが同じ日に重なる。 持ち株の決算発表日がここに当たっていないかは、7日のうちに確かめておきたい。損をしない、あるいは損を最小限にすること。それが私の基本的な考え方だ。
※本文中の決算数値は、各社が公表した決算短信(積水ハウス:2027年1月期第1四半期決算短信、ビジョナル:2026年7月期第3四半期決算短信、神戸物産:2026年10月期第2四半期決算短信)にもとづく。株価・売買代金はJPX公式のJ-Quants APIによる9月4日終値時点の値で、株式分割を調整済み。日経平均の終値・前日比は日経平均プロフィルの公開データによる。9月1日から4日の相場概況および9月7日から11日の注目スケジュールはフィスコ「国内株式市場見通し」「来週の相場で注目すべき3つのポイント」(2026年9月5日配信)による。日銀金融政策決定会合の日程は日本銀行の公表資料、決算発表予定は日本取引所グループ(JPX)の公表資料による。
※本稿は、投資における情報提供を目的としたもので、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。株式の売買は自己の責任において、ご自身の判断で行うようお願いします。
記事を書いた人
コマンドY
スイングトレーダー。著書に『10万円を1年で100万円にする株式投資術』(2026年7月発行)。決算を「地雷を避ける」ための守りの道具として読み、上がり始めを出来高で確かめてから乗ることを基本にしている。
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