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 村上宗隆(26)が所属するホワイトソックスに、新球場建設の具体的な構想が浮上した。スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」が5日(日本時間6日)、報じた。

 計画を発表したのは、ホワイトソックスの少数株主ジャスティン・イシュビア氏が率いるシカゴの開発会社「Canal Edge」。候補地はシカゴ中心街「ループ」のすぐ南、再開発が進むサウスループのシカゴ川沿いにある約47エーカー(約19万平方メートル)の土地だ。現在の本拠地はダウンタウンから南へ離れた35丁目付近にあるが、新候補地はルーズベルト・ロードから18丁目付近にかけてのリバーフロント。川の対岸ではMLSシカゴ・ファイアの新スタジアムが建設されており、実現すれば2つのスタジアムが川を挟んで向かい合う。周辺には住宅や商業施設、飲食店、医療施設なども整備し、年間を通じて人が集まる新たなスポーツ地区を形成する構想だ。

 大きな節目となるのが2029年。ホワイトソックスが現在の州所有球場と結ぶリース契約が同年シーズン終了後に満了する一方、イシュビア氏はジェリー・ラインズドルフ会長との契約により、29年から34年の間に球団の経営権を取得する可能性がある。イシュビア氏は昨年、「正確にいつかは分からないが、私が球団を預かっている間に新球場を建設する」と明言。開発会社は今後数カ月をかけて交通や環境への影響などを調査し、実現可能と判断されれば球団側に正式に提案する。今季、予想を覆してア・リーグ中地区首位に立つホワイトソックス。村上がプレーする球団は、フィールド上の躍進と並行して、オーナー交代と本拠地移転という大きな転換期を迎える可能性が出てきた。