ライバルを圧倒したショウナンガレオン(手前左)=撮影・佐々木彰尚

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 「札幌2歳S・G3」(5日、札幌)

 単勝1・1倍の断然人気を背負ったショウナンガレオンが、その期待を超える圧巻の走りで重賞初制覇。フライトライン産駒で世界初の重賞Vを決めた。

 好スタートを切ると、逃げたコスモハナミズキの番手の絶好ポジションをゲット。鮫島駿は「2番手に収まった時に負けないんじゃないかなと思いながら進めていました」と振り返る。余力十分の手応えで直線に入ると、堂々と先頭に立ち、最後は6馬身差をつける圧巻ゴール。「自分が自信なく乗るのが失礼なぐらい、馬が自信にあふれていた」と相棒のパフォーマンスを絶賛した。

 加藤士師は「ホッとしています。これで来年まで大きいところに行けますね。いったんノーザンファーム空港に放牧に出します。今後については相談しながら考えたいと思います」と、安堵(あんど)の表情を浮かべながら先を見据えた。

 国本哲秀オーナーにとっては、昨年のショウナンガルフに続く連覇。「プレッシャーはありましたけど、このプレッシャーが楽しいんです。昨年も勝ちましたが、その後は体調を崩してしまいました。生き物ですから気遣ってあげないと」と喜びをかみしめながらも、来春まで大事に育てていく方針を示した。2歳世代の主役候補に躍り出た大器が、大舞台でどんな走りを見せるか楽しみだ。