「金額に関係なく声かけ励行」特殊詐欺を再度防止、横浜の郵便局員らに感謝状

高齢者の特殊詐欺被害を防いだとして、神奈川県警戸部署は3日、横浜久保町郵便局(横浜市西区)の河内利恵子局長(53)と高崎瀬奈さん(29)の2人に感謝状を贈呈した。郵便局では引き出し額が100万円超の場合に事情を聴くルールになっているが、今回は60万円で声かけを実施。高崎さんは「金額の大小にとらわれず、今後も声かけを励行したい」と意気込んだ。
署などによると、7月15日午後2時半ごろ、区内に住む男性(80)が現金を引き出そうと来局し、高崎さんが対応。慌てている様子や「3日後に(お金を)戻すから」などと語ったことを不審に思い、話を聴いたところ、息子をかたった詐欺と発覚した。
これまでの捜査で数多くの被害者とも接してきた向井洋署長は「2人の行動の意義は大きいと感じる」と称賛。河内局長は「顔見知りの客も多く、詐欺に遭われたらわれわれも悔しい。防げて本当に良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
2人は昨年8月にも、特殊詐欺を防いだとして署から表彰を受けていた。
