延長11回から登板したライデル・マルティネス (カメラ・豊田 秀一)

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◆JERAセ・リーグ 広島5-10巨人=延長11回=(5日・マツダスタジアム)

 今季の巨人で、8人が登板した試合はここまで4度あったけれど、何と10人がマウンドに上がった。最後はセーブがつかない場面でマルティネスの出番に。彼しか残っていなかったから当然のことだけれど、この試合を含め残り21試合という最終盤を迎えて、チーム一丸となって戦う形が実践できて、大きな意味を持つ勝利になったと思うよ。

 ライデルは投げる球や250セーブにあと1という数字も素晴らしいけれど、日頃からまじめに練習をして準備を怠らないことが、リリーフ陣の見本になっている。ブルペンの充実は彼のおかげだと言ってもいい。

 ただ苦言も一つ。先発の田中将は全てのボールが高めに浮いてしまって、なかなか修正が利かないままだったとはいえ、3回の2失点は鈴木大のエラー絡みによるもの。8回には中川が一時逆転となる2ランを浴びたが、これは低めのストレートをうまく打った佐々木をほめるべき。問題は、その前の打者を内野安打で出塁させたこと。記録はヒットでも、三塁・石塚がアウトにできる打球だった。つまらないミスやプレーで点を与えすぎたことが10人登板につながってしまったね。(スポーツ報知評論家・宮本 和知)