工藤静香 「Dynamic」に全国ツアー最終日「これからも健康に気をつけながら頑張る」
歌手の工藤静香(56)が5日、東京・NHKホールで全国ツアーの最終日を迎えた。全編ロックの新アルバム「Dynamic」を引っさげての公演で、長い髪やマイクスタンドをぶん回すロック全開のパフォーマンスがさく裂。3500人のファンのハートを打ち抜いた。
♪極上のキスをして--。アルバム収録曲「Tequila」が流れると、黒のロングドレスを脱ぎ捨て、腹筋がのぞくシースルーのタンクトップ姿に。華麗なマイクターンを決め、髪を振り乱しながら官能的な恋心を歌い上げた。
その激しさに「ピアスが取れちゃった」とステージ上で着け直すハプニングも。それすらも演出かのように一挙手一投足に見とれるファンは大興奮。ホール内の温度はみるみる上昇し「熱いよね。(温度を)下げようか」と冷房を強めたり、自ら水をかけ「こんなことするのは初めて」とはにかむ一幕もあった。
5月まではオーケストラをバックに美声を響かせるシンフォニックコンサートを開催。シックなステージから一転、翌6月からスタートさせた今回のツアーではバンドをバックにパワフルさを強調し、工藤自身も珍しくダンスを披露した。
アンコールではミニスカート姿でヒット曲「慟哭」を歌い、ラストはアルバムでも最後を飾っている「凛」を披露。♪凛としていたいのです--と締めくくり、その歌詞通りの力強い女性像を表現したライブとなった。
10月には3年ぶりの台湾公演を控え、来年にはデビュー40周年の節目を迎える。「40周年なんて言っていたら、そのうち赤く(還暦に)なっちゃうかも。これからも健康に気をつけながら頑張りますし、皆さんがいないと歌えないのでどうか元気でいてください」と再会を約束した。 (吉澤 塁)

