「後ろの人のことを考えられない人だね」無言で新幹線のリクライニングを倒した男性に、5歳児が放った“純粋すぎる一言”
今回は、新幹線で周囲への配慮を欠く乗客を目にしたものの、その後の展開にスカッとしたという2人のエピソードを紹介する。
◆新幹線車内で、はしゃぐ5歳児と注意する母親
ある日、久世直人さん(仮名・40代)は、米原駅から姫路駅に向かう新幹線「ひかり」に乗っていた。
男の子は好奇心旺盛で、見るものすべてに興味を示すような元気な子だった。しばらくすると、前の席から「うぃ~ん!」という楽しそうな声が聞こえてきたという。
「男の子がロボットごっこでもするみたいに、リクライニングをどんどん倒してきました」
すると母親は「ダメでしょ! 後ろの人のことも考えないと」と、すぐに男の子に注意した。そして、久世さんにも「すみません」と申し訳なさそうに頭を下げたそうだ。
「私は、『かまいませんよ』と答えました。それよりも、ちゃんと周りのことを考えるように教えていて、すてきな母親だなと思いましたね」
◆座った途端リクライニングを限界まで倒されて…
その後、新大阪駅から40代くらいのスーツ姿の男性が乗ってきた。
男性は、空いている窓側の席を見つけると、通路側に座っていた女性に声をかけることなく、女性の前を通り、席に座った。
「女性は露骨にイヤそうな顔をしていました。私も、ちょっと感じの悪い人だなと思って見ていました」
そして、その男性が座ったのは、先ほどの男の子の前の席だった。
「座ったと思ったら、いきなり座席をバタンと後ろに倒したんです。しかも、かなり深くまで倒していました」
◆5歳児の一言に乗客が失笑
突然、目の前まで倒された座席。男の子は驚いた様子だったが、すぐに先ほど“母親から言われたこと”を思い出したようだった。
そして、車内に響く声で「このおじさんは、後ろの人のことを考えられない人だね。僕はもう考えられるようになったけど!」と言ったという。
「もう、あまりにもタイミングがよくて。通路側にいた女性が、思わずクスクス笑い始めたんです。その男の子は、嫌味を言っているつもりなんてまったくないんですよね。さっき母親から教わったことを、そのまま口にしただけだと思います」
