スパイクを決め喜ぶ石川(写真/時事通信社)

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 バレーボール女子日本代表が、思わぬ形で大会を終えることとなった。アジア選手権の3位決定戦が8月30日、中国・天津で行なわれ、世界ランキング6位の日本は38位のイランを3対0で下し、アジアトップとしての意地を見せた。しかし、アジア制覇と2028年ロサンゼルス五輪出場権の獲得を目指していた日本は、前日29日に行なわれた準決勝で世界ランキング17位のタイに1対3で敗戦。最短での五輪切符獲得を逃す結果となった。

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 主将の石川真佑は帰国後、空港で取材に応じ、「期待に応えることができなくて、本当に申し訳ないと思っています」と謝罪の言葉を口にした。

 一方、大会期間中、注目を集めたのが石川のルックスだ。金髪のヘアカラーやピアス、ネイルに加え、タイムアウト中には赤いリップを塗り直す姿も見られた。SNSでは「集中していないように見える」「そんな意識だから負けた」といった厳しい声も上がった。

リップを塗り直した理由

 こうしたスタイルは「競技への集中」と相反するものなのか。美容ライターでスポーツエディターの阿保幸菜氏が解説する。

「石川選手のヘアカラーやネイル、リップは、派手に飾るというより、自分らしさや自信につながるスタイルに見えます。メイクもナチュラルで色味は控えめですし、試合中に塗っているリップも、見た限りでは保湿や色持ちを重視したタイプに近い印象です」

 スポーツ競技と美容の関係も、少しずつ変わってきているという。

「唇を保湿したり、リップを塗ることで気持ちを切り替えたりするのは、アスリートに限らず多くの女性にとって一般的な行動です。汗をかく競技だからこそ、あらかじめ身だしなみを整えておくことで、むしろ試合中に見た目を気にせず集中できる人もいます。

おしゃれと競技力は別物ですし、アスリートだから美容を控えるべき、という考え方は今の時代には合わないと思います」(同前)

日本代表は9月19日に開幕する愛知・名古屋アジア大会に臨むが、石川はメンバーに選出されておらず、今季の代表活動は終了。10月4日に開幕するトルコリーグからは、トルコの強豪クラブ「エジザージュバシュ」へ移籍する。新天地での活躍に期待したい。