2日、コロールで、太平洋諸島フォーラム首脳会議の全体会合に出席する加盟国の首脳ら=作田総輝撮影

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 【コロール=作田総輝】パラオの中心都市コロールで行われた太平洋諸島フォーラム(PIF)首脳会議は3日、中国軍による潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射訓練を念頭に、最近の弾道ミサイルの発射について「懸念を表明する」との共同声明をまとめた。

 中国の名指しは避けた。親中派の一部の国の意見に配慮したとみられる。

 議長国パラオのスランゲル・ウィップス大統領らが3日夜、記者会見を開き、内容を明らかにした。共同声明には「十分な事前通告をせずに多くの加盟国に影響を及ぼした」といった事実上、中国の発射訓練を特定する文言も盛り込んだ。ウィップス氏によると、全会一致ではなく、「ナウルが異議を唱えた」という。

 発射訓練は7月に実施され、ツバルの排他的経済水域(EEZ)の境界付近に着弾したとされる。豪州とフィジーが相互防衛条約に署名した日で、威嚇する狙いもあったとみられる。