菅田将暉

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 9月2日に「東スポWEB」が配信した《安倍晋三元首相銃撃事件が映画化へ》という見出しの記事が大きな反響を呼んでいる。

「記事によると、安倍晋三元首相(享年67)が銃撃され死亡した2022年7月の事件を題材にした映画の制作が進められており、当事者である山上徹也被告の役を菅田将暉さんが演じる情報もあるとしています。

 今秋にもクランクイン予定で、ニュース報道を追いながら、事件前後の山上被告の足跡をたどり、逮捕・勾留を経て裁判に臨むまでの様子が描かれるそうです。

 2026年1月、奈良地裁は山上被告に無期懲役の判決を言い渡しましたが、2月に控訴しています。裁判が続くなかで映画化となれば、世論の反発は必至です。さらに、山上被告を超人気俳優が演じれば、犯行を美化することにつながりかねないと危惧されています」(芸能記者)

 この記事が配信されると、X上には

《安倍さんの事件映画化ひくわ…テロリストなのに…これを受けた菅田将暉にもひくわ》

《日本の元首相を殺害した犯人ということになってる人物を超人気俳優に演じさせる どう考えてもおかしいよね》

 など映画化や菅田が主演を演じることへの批判的な意見が数多く寄せられている。

 菅田の出演は公式に発表されたわけではないが、仮に出演するとして、その理由はどこにあるのか、映画関係者がこう語る。

「菅田さんは『売れる作品』『好感度があがる役』などを基準に出演する作品を選んでいないと聞きます。近年、菅田さんが役者として強いこだわりをみせているのが、『映画を通じて、社会のリアルを観客に突きつけること』だといいます。

 振り返れば、菅田さんの出演作には、私たちの日常と密接につながる重大なテーマがあふれています。SNSの誹謗中傷やネット私刑の狂気を描いた映画『Cloud クラウド』(2024年)、コロナ禍や地方の過疎化、さらに震災復興という重い現実に向き合う映画『サンセット・サンライズ』(2025年)など、誰の身にもいつでも起こりえる問題を扱った作品に積極的に出演しています。

 今回の銃撃事件の背景にある『宗教2世』『孤独』『社会的格差』といった要素は、いまの日本社会や私たちが直面している深刻な問題そのもの。菅田さんにとってこの作品は、いままさに向き合うべき重要なテーマとして映ったのでしょう。

 当然、批判されることは百も承知のはずです。その批判の声すら、社会の『リアルな反応』として全身で受け止める、そんな並々ならぬ覚悟が、今回の決断の裏にあるように思います」

 菅田の決断が単なる “暴挙” か、日本映画史上に残る “覚悟の告発” となるのか。今後の展開から目が離せない--。